WiMAX 2+対応モバイルルータ「Wi-Fi WALKER WiMAX 2+ HWD15」の使い勝手をチェック注目WiMAX 2+ルータ速攻レビュー(2/2 ページ)

» 2014年08月02日 14時00分 公開
[長浜和也,ITmedia]
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2.4GHz帯無線LAN接続でWiMAX 2+の速度を測定する

 HWD15を使ってWiMAX 2+のデータ通信速度を試してみる。今回の検証は速報値として、横浜の住宅地における屋内、そして、2.4GHz帯無線LANが混雑している条件におけるデータ通信速度の検証として東急自由が丘駅前と東京メトロ赤坂見附駅前のそれぞれで、RBBTODAY SPEEDTESTとOokla Speedtest.netを3回ずつ測定した。

 この種の計測ではスコアがばらつくことが多々あるが、今回は近い値を出した2回分を取り上げる。なお、参考資料として測定ポイントにおける2.4GHz帯における無線LANの電波混雑状況を示す指標として、「WiFi Analyzer」で測定した電場強度も掲載する。

横浜市住宅地(8月1日9時測定)

RBBTODAY SPEEDTEST

Ookla Speedtest.net

WiFi Analyzer

 横浜市北部の東急沿線駅前から500メートル程度離れたところにある集合住宅で測定した。WiMAX 2+は2013年の運用開始時点からエリア内になっていた。

 2.4GHz帯の無線状況は比較的良好だが、WiMAX 2+によるデータ通信速度はRBBTODAY SPEEDTESTの受信テストで30Mbps台前半、送信テストで4Mbps半ば、Ookla Speestest.netの受信テストで10Mbps前半、送信テストで6〜7MbpsとWiMAXより良好だ。

 ただし、LTEと2.4GHz帯無線LANで接続する条件で測定したスコアとほぼ同等だ。また、WiMAX 2+で今回測定してほかのポイントと比べると比較的低いスコアにとどまっている。

東急自由が丘駅西口(8月1日11時測定)

RBBTODAY SPEEDTEST

Ookla Speedtest.net

WiFi Analyzer

 都内の山手線ターミナル駅のような大規模商業地ほどではないが、典型的な私鉄沿線商業エリアの駅前で測定した。WiFi Analyzerでも分かるように、このような場所では店舗が運用している2.4GHz帯無線LANの電波がかなり混雑している。

 データ通信速度の測定結果は、RBBTODAY SPEEDTESTの受信テストで41Mbps台、送信テストで7Mbps半ばと良好だが、Ookla Speestest.netの受信テストでは20Mbps前半、送信テストで7Mbps台とやや低い。データ転送の時系列変化を見ると、受信テストでやや安定していないので、これがスコアに影響していると考えられる。

 ただ、NAD11で行った検証結果と比べると、私鉄沿線駅前の所業エリアにおいて2.4GHz帯無線LANで接続している条件としては、RBBTODAY SPEEDTEST、Speedtest.netの送受信テストはいずれも高い値と考えていい。

東京メトロ赤坂見附駅ベルビー赤坂出口前(8月1日12時測定)

RBBTODAY SPEEDTEST

Ookla Speedtest.net

WiFi Analyzer

 都心の大規模商業エリアにおける駅前だが、道幅が狭いポイントで測定しているので、周辺の建物に入っている店舗が使う2.4GHz帯無線LANの影響を受けやすい状況にある。また、測定した時間が平日の昼食時だったため、スマートフォンを利用する通行人の数も通勤時間ほどではないものの比較的集中しやすい。

 データ通信速度の測定結果は、RBBTODAY SPEEDTESTの受信テストで40〜44Mbps台、送信テストで7Mbps半ば、Ookla Speestest.netの受信テストでは32〜36Mbps台、送信テストで5〜7Mbps台を出している。2.4GHz帯無線LANで接続した条件で測定した場合で最も良好な結果といえる。データ転送の時系列変化を見ると、受信テストも送信テストも安定している。

私鉄高速移動中(8月1日11時30分)

 参考までに、私鉄の東急東横線で川崎市の武蔵小杉駅から渋谷駅までの移動中に、どれだけWiMAX 2+のエリアとなるのかチェックしてみた。東急東横線は高架区間が多いため、ワイヤレスWANの受信条件としては有利だ。かつ、UQ WiMAXが公開しているWiMAX 2+のエリアマップでも、ほぼ全区間が圏内になっている。

 実際の検証でも、武蔵小杉駅を出てからほぼすべての区間でWiMAX 2+の電波を受信していた。WiMAXに切り替わったのは、地下駅の田園調布駅周辺と、地下区間になる代官山駅から渋谷駅手前まで。田園調布駅を出て地上に出るとすぐにWiMAX 2+に切り替わった。多摩川を渡る橋の区間でもWiMAX 2+を受信していた。

 参考までに急行で自由が丘駅から学芸大駅の区間でRBB TODAY SPEEDTESTを使って測定した結果と、学芸大学駅から中目黒駅の区間でOokla Speed.netで測定した結果を紹介する。

RBBTODAY SPEEDTESTで測定した東横線自由が丘駅から学芸大学駅移動時のデータ転送速度と(写真=左)、Ookla Speedtest.netで測定した学芸大学駅から中目黒駅移動時のデータ転送速度(写真=右)


 以上、出荷開始に合わせた速報レビューとしてHWD15を紹介した。オプションで用意したクレードルや、HWD14と比較したWiMAXハイパワーの効果、そして、NAD11で行った詳細な性能検証については、後日、別な記事で紹介する予定だ。

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