NECパーソナルコンピュータは、10月15日に個人向け2014年秋冬モデルを発表した。10月23日から12月下旬にかけて順次出荷を開始する予定だ。
新しいラインアップとして11.6型ディスプレイを搭載した2in1ノートPC「LaVie U」が登場する。従来シリーズを含めて、OSは64ビット版 Windows 8.1 Updateを導入するほか、標準でMicrosoft Office Home and Business(一部のモデルでPersonal) Premium プラス Office 365(1年間)が付属する。
2014年秋冬モデルとして登場するのは以下の通りだ。
LaVie Uは、CPUに14ナノメートルプロセスルールを導入したインテルの最新世代アーキテクチャ“Broadwell-Y”を採用した「Core M」シリーズを搭載する。本体と着脱式のキーボードユニットで構成した2in1ノートPCで、本体は厚さ9.6ミリのファンレス機構となっている。
そのほか従来からあるシリーズでは、CPUの強化とデータストレージ容量の増加、搭載するディスプレイの解像度向上やIPSパネル内蔵モデルの拡大を図っている。また、Microsoft Office Premium プラス Office 365(1年間)の付属に伴って、OneDriveの利用容量が15Gバイトに加えて1Tバイトに、Slypeの電話向け音声通話が月あたり60分無料で利用できる。
付属するアプリケーションでは、ニュース記事収集アプリ「My Time Line」がFacebook対応、同一記事まとめ、単語登録対応、マルチデバイス同期など機能が向上したほか、テレビ視聴アプリケーション「SmartVision」では、録画した番組をほかのデバイスに配信できる「リモート視聴」やほかのデバイスに転送して外出先でも視聴できる「外でもVIDEO」に対応した。
なお、同社はLaVie Tab Wの追加モデルとして、8型Windowsタブレットを開発中であることも明らかにした。8型のWUXGA(1920×1200ピクセル)液晶、クアッドコアのAtom、2Gバイトメモリ、64Gバイトストレージを搭載した製品で、年内に発売する予定だ。
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