「Gorilla Glass 4」──コンクリートに落としても割れにくいCorningの新ディスプレイガラス出荷開始

» 2014年11月21日 09時27分 公開
[佐藤由紀子,ITmedia]

 米Corningは11月20日(現地時間)、ディスプレイガラス「Gorilla Glass 4」を発表した。現在市場に出ているすべてのディスプレイガラスよりも2倍強いとしている。特に、落下させたときの耐性を強化したという。

 gorilla 1

 Corningがディスプレイが破損した数百台の端末を研究したところ、破損の7割以上が落下の衝撃によるものであることが分かったため、日常における落下をシミュレートする新しい落下テスト装置を構築し、Gorilla Glass 4の改良に使ったという。

 gorilla 2 落下テスト装置。1メートルの高さから、コンクリートやサンドペーパーの上にプロトタイプを落下させる

 その結果、他の競合するアルミノケイ酸ガラスより最高で2倍強いGorilla Glass 4を開発できたという。完全に割れないわけではないが、実験では80%(5回に4回)は落下しても割れなかった。同じ実験で、一般的に使われている板ガラスであるソーダ石灰ガラスのディスプレイは100%割れたという。ちなみに、米Appleが次期iPhoneで採用するのではとうわさされているサファイアガラスについては言及していない。

 Corningは現在、Gorilla Glass 4を世界の顧客に向けて出荷中だ。来年にはこのディスプレイガラスを採用した端末が市場に登場するだろう。Gorilla GlassはApple、Samsung Electronics、Microsoft、Motorola、LGなど多数の端末メーカーが採用している。

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