高性能なのに超静音――デュアル水冷ゲーミングPC「G-Master Hydro-Z97」:これはいいものだ(2/3 ページ)

» 2015年01月28日 14時00分 公開
[鈴木雅暢(撮影:矢野渉),ITmedia]

最新の大人気ケース「Define R5」を採用

 システムの骨格となるPCケースには、新たにFractal Designの最新モデル「Define R5」を導入した。静音性と高い冷却拡張性を両立した最新仕様のモデルで、PCケース単体でもDIY市場で高い評価を得ているモデルだ。

本体前面/背面

本体左側面。手回しネジを2つ外し、背面のレバーを外すとサイドパネルが外れ、内部にアクセスできる。内部は裏面配線で美しく仕上げられている。デュアル水冷の太いホースが印象的だ

 フロントドアやサイドパネルに高密度の吸音材を張っており、内部ノイズの遮音性に優れている。ポンプの作動音やラジエータの冷却ファンを効果的に遮音してくれるので、水冷システムとも相性は抜群だ。

サイドパネルには吸音材を張り、底部にはインシュレーターを装着。静音性へのこだわりがみられる

 ただ、このDefine R5は、シャシー天面部をパンチ加工し、その上に密閉型カバーを付けた構造になっている。汎用のDIYケースとしてさまざまな用途、さまざまな冷却スタイルに対応するためだろう。

 水冷システムは当然このカバーを外して装着するのだが、その状態では一段凹んでいることに加えて、外部から見える天面部のファンの口径/ラジエータ面積とパンチ加工の面積が一致しないため、見た目に頼りない印象を受ける。余っているパンチ加工の部分が大きいため、そこからホコリやゴミが入ってしまう不安も感じる。

 サイコムでは、この部分にぴったりと収まるオリジナルのメッシュカバーを製作し、ゴミやホコリの侵入を防止するとともに、見た目にもグッと引き締まった外観に仕上げている。このあたりのこだわりはさすがにサイコムといえる。

Define R5は、天面排気前提のカバーを装備していないため、そのままでは見た目に少し頼りないが、サイコムではオリジナルのメッシュカバーを製作して装着し、見た目の印象も向上させている。メッシュカバーはマグネットで吸着するタイプ

 システムの電源ユニットには、クーラーマスターの静音電源「V750」(750ワット)を搭載している。80PLUS認証を取得した高変換効率モデルだ。このほかに20種類もの選択肢が用意されている。BTOでは650ワットから1200ワットまで、より高効率な80PLUS Platinum認証を受けたモデルも含まれている。消費電力を最適化したい、あるいは将来の拡張を見据えて余裕を持たせたいといった、さまざまなニーズに対応できる。

天面手前側の電源ボタン、リセットボタンと並んでUSB 3.0ポートとUSB 2.0ポートが2基ずつ、マイク、ヘッドフォン端子がある。フロントドアにも高密度の吸音シートを張り、内部のノイズを外部に漏らさない構造。防じんフィルタも装着されている

ストレージの増設や換装も容易。評価機に搭載されていた電源ユニットはクーラーマスターの静音電源「V750」

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2026年09月29日 更新
  1. Windows 11でサインイン後に「画面が真っ黒になる」事象が確認される 発生時は暫定解決策あり (2026年09月28日)
  2. 圧倒的な通気性と航空モチーフのデザインが光る「ANAオリジナル タフな背中がムレにくいビジネスリュック」を試す (2026年09月28日)
  3. AnthropicがAIモデル「Claude Opus 5.5」を発表/OpenAIもAIモデル「GPT-6 Sol」「GPT-6 Luna」を投入 (2026年09月27日)
  4. 斜め吸気や底面ARGBなどThermaltakeの新作ピラーレスケースが話題に! Lexar製SSDはモデル数が拡充 (2026年09月28日)
  5. GeForce RTX 5080は30万円超えの空気感――GPU高騰の裏で見つけた7割引の水冷パーツと8万円台の小型PC (2026年09月26日)
  6. 入手困難な「PS5 Pro」の販売がソニーストアで再開 発送は11月以降、購入申込み条件はPS5/PS4のプレイ実績60時間以上 (2026年09月28日)
  7. “Vision Pro級”のMR体験が約100gの軽量グラスで? 最新の「Meta VR Glasses」を試して分かった圧倒的な快適性 (2026年09月25日)
  8. 新型「Mac mini」「Mac Studio」徹底レビュー! ローカルAIはついに“実用域”へ エージェントAIに事務仕事を任せて分かった驚異の進化 (2026年09月22日)
  9. 「約12万円のPS5 ProよりゲーミングPCを買った方がいい」は本当なのか? 同等スペックで組んだら価格は…… (2024年09月19日)
  10. Ryzen AI Max+を搭載したハイスペック9型ミニノート「GPD WIN Max 3」 (2026年09月28日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー