高性能なのに超静音――デュアル水冷ゲーミングPC「G-Master Hydro-Z97」これはいいものだ(3/3 ページ)

» 2015年01月28日 14時00分 公開
[鈴木雅暢(撮影:矢野渉),ITmedia]
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ハイレベルな静音性と高性能を実証

ベンチマークテストで性能をチェックしよう。評価機の構成は、CPUがCore i7-4790K、メモリが16Gバイト(PC3-12800 8Gバイト×2)、グラフィックスカードがGeForce GTX 970(4Gバイト)、データストレージが256GバイトSSD+1TGバイトHDD、OSが64ビット版Windows 8.1という内容だ。

 CINEBENCHのスコアは、CPUの処理性能を見るうえで有効な指標だ。CPUはマルチスレッド性能で高負荷処理のピーク性能、CPU(シングルコア)はシングルスレッド性能で、OS操作やライトな処理の性能の目安になる。CINEBENCH R15のCPUスコアは、Core i5-4200U(1.6GHz/最大2.6GHz)を搭載したUltrabookの約3.7倍相当だ。

CINEBENCH R11.5(画面=左)とCINEBENCH R15(画面=右)の結果

CrystalDiskMarkの結果

 CrystalDiskMarkではSSD性能を測定した。評価機が搭載しているCrucial MX100はどちらかといえばバリュー価格帯のモデルなので最速レベルとは差があるが、それでも十分高速だ。PCで行なう一般的な作業をシミュレートする内容のPCMark 7、PCMark 8のスコアともにハイレベルな結果となっている。

 最新のハイエンドグラフィックスカードを搭載しているので、3D描画性能も非常に高い。FINAL FANTASY XIV:新生エオルゼアベンチマーク キャラクター編、BattleField 4、いずれも文句なく快適にプレイできるスコアをマークした。

 静音性、冷却性能もきわめて優秀だ。電源を入れた直後のみ、チュルチュルと水冷らしい水が循環する音がするが、それも最初だけですぐに静かになる。天面や側面は15センチくらいまで顔を近づるとポンプの作動音らしき音がはっきり聞こえてくるが、前面部は何かが動作していることが分かる程度。動作音は高負荷時でもまったく変わらない。3DMark(Fire Strike Extreme)を3回続けて実行し、温度を見てみたが、最高でもCPUは54度、GPUは48度と、冷却性能もきわめて優秀といえる。

PCMark 7(画面=左)とPCMark 8(画面=右)の結果

3DMarkの結果

FINAL FANTASY XIV:新生エオルゼアベンチマーク キャラクター編(画面=左)とBattleField 4(SHANGHAI)(画面=右)

デュアル水冷による静音性は大きな魅力

 G-master Hydro-Z97は、最新のゲームを快適にプレイできることはもちろん、あらゆる用途をハイレベルでこなすパフォーマンスを備えながら、デュアル水冷システムならではのきわめてハイレベルな静音性も兼ね備える。見た目にも美しく仕上がっており、実に魅力的なゲームマシンに仕上がっている。

 サイコムのWebサイトでの標準構成は17万5110円(配送料、税込)だ。BTOで評価機と同等の構成を見積もると、DVDスーパーマルチドライブ、64ビット版Windows 8.1込みで21万6160円になる。現在は先着200個限定で、Crucial M550 256GバイトSSDの1万円引きキャンペーンが行なわれており、SSDにこれを選択すれば、さらに安い20万6930円で購入できる。これだけの高性能、そしてデュアル水冷という付加価値を考えれば、納得の価格だろう。

 BTOではさまざまな選択肢が用意されているので、組み合わせ次第ではもっとコストを抑えることも可能だ。例えば、ゲーミングでの実用性だけを考えるならば、CPUは少しグレードダウンしてもいいだろうし、HDDや光学ドライブも当面なくてもいいかもしれない。ということで、上記のCPUをCore i5-4460に、メモリを8Gバイトにして、HDD、光学ドライブは搭載しない構成にすれば、16万7060円まで下げられる。

 この浮いたコストをグラフィックスカードに振り向け、GeForce GTX 970からGeForce GTX 980に強化した構成は19万8540円だ。ゲーミングマシンならばこれくらい極端な構成もアリだろう。サイコムのWebページではリアルタイムで見積もりができるので、いろいろ試してみてほしい。

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