耳をふさがないイヤフォン「Suunto Spark」レビュー 走るだけでフォーム計測できる独自機能に注目(1/3 ページ)

» 2026年05月14日 13時22分 公開
[山口恵祐ITmedia]
※本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ています

 骨伝導イヤフォンやスポーツウォッチ、ダイブコンピュータなどを手掛けるフィンランドのSuunto(スント)が、オープンイヤー型の空気伝導式イヤフォン「Suunto Spark」を5月8日に日本で発売した。価格は2万9700円で、カラーバリエーションはブラック、ホワイト、オレンジだ。

 Suuntoは「液体封入式コンパス」の開発をきっかけとして1936年に創業した老舗だ。同社は骨伝導技術を用いたイヤフォン「Suunto Wing」や「Suunto Sonic」を展開してきたが、ついに“耳をふさがない”オープンイヤー型イヤフォンのSuunto Sparkを投入する。

 耳をふさがないイヤフォンは市場で人気を集めつつあり、既に多くの製品が各社から登場している。Suunto Sparkの特徴は、骨伝導イヤフォンなどで培ったオーディオ技術を継承しつつ、マルチドライバーによる音質の向上と、イヤフォン単体で首の疲労や姿勢の乱れ、ランニングのパフォーマンスを計測できる独自の「ランニング・センサー機能」を搭載している点だ。

 短い期間だが実機を試す機会があったので、ファーストインプレッションをお届けする。

photo Suuntoから登場したオープンイヤー型イヤフォン「Suunto Spark」

見た目と本体

 まずは基本的なところをチェックしよう。Suunto Sparkの充電ケースや本体デザインは一般的なオープンイヤー型の完全ワイヤレスイヤフォンと変わらない。肌触りの良いソフトタッチの素材で覆われており、北欧ブランドらしいミニマルで洗練された印象を与える。

photo 充電ケースに本体を収めたところ。Suuntoのロゴが目を引く

 本体は片耳約9gの軽量設計で、実際に装着してみると耳への負担がほとんど感じられない。同社がメモリーチタニウムループと呼ぶ機構と独自のフック形状、そしてシリコンによって、耳へのフィット感は良好だ。激しく頭を動かしても外れてしまうことはなかった。

 本体はIP55等級の防水/防塵(じん)性能を持っており、雨天時のランニングや、大量の汗を伴うトレーニングなどにも耐えられる。

photo スポーツ向けイヤフォンとして、汗などにも耐えられる

 充電ケースにはUSB Type-Cポートが備わっており、急速充電にも対応している。充電時間は公称値でイヤフォン本体が60分以下、充電ケースは100分以下だ。ワイヤレス充電には対応していない。音楽再生は公称値で連続7時間、充電ケースと併用することで最大36時間となる。

 上記スペックは市場で人気の他社製品に劣ることはなく、必要十分だ。購入検討の足かせになることはない。

       1|2|3 次のページへ

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2026年05月14日 更新
  1. スウェーデンのファンドが「価格.com」「食べログ」約5900億円でカカクコムを買収へ AI戦略を加速 (2026年05月13日)
  2. 待望のカラー版も選べて大型化! Amazonが「Kindle Scribe」2026年モデルを発表 Google Drive連携など機能も強化 (2026年05月12日)
  3. Googleが「Googlebook」をチラ見せ AndroidとChromeOSを“融合”した全く新しいノートPC 詳細は2026年後半に紹介 (2026年05月13日)
  4. 「MacBook Neo」は「イラスト制作」に使えるか? Appleが仕掛ける“価格の暴力”を考える (2026年05月12日)
  5. NVIDIA“一強”を突き崩すか AMDのAIソフトウェア「ROCm」と次世代GPU「Instinct MI400」がもたらす新たな選択肢 (2026年05月12日)
  6. ノートPCを4画面に拡張できる“変態”モバイルディスプレイ「ROADOM 14型 モバイルマルチディスプレイ X90M」が6万1560円に (2026年05月12日)
  7. 高騰続くパーツ市場、値札に衝撃を受ける人からDDR4使い回しでしのぐ自作erまで――連休中のアキバ動向 (2026年05月11日)
  8. 約2000円で購入できる「エレコム USB扇風機 FAN-U177BK」 (2026年05月12日)
  9. 画面を持たない約12gの超軽量ウェルネストラッカー「Google Fitbit Air」 1万6800円で5月26日に発売 (2026年05月07日)
  10. AIでギターやボーカルを消去! JBLの楽器練習向け次世代スピーカー「BandBox」が公開 クラファン価格は3万5200円から (2026年05月13日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー

2026年