約20gと軽量で約10時間動作するネックバンド型イヤフォン「nwm GO」を試す やはり耳をふさがないのは快適!イヤフォン/ヘッドフォン ナビ(1/2 ページ)

» 2025年03月18日 12時00分 公開
[山本竜也ITmedia]
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 NTTソノリティは3月18日、耳を塞がないオープンイヤーイヤフォン「耳スピ」シリーズの最新モデル「nwm GO(ヌーム ゴー)」を発売した。同社直販の価格は1万6500円だが、5月11日までは「耳スピをはじめようキャンペーン&発売記念価格」として、1万4850円で販売する。

 nwmブランドから、以前に紹介した完全ワイヤレスの「nwm DOTS」や有線の「nwm WIRED」、オーバーイヤーヘッドフォンの「nwm ONE」、左右が繋がったネックバンドタイプの「nwm MBN001」が発売されている。ここに加わったnwm GOは、運動などの激しい動きでもずれにくいアクティビティーモデルという位置付けだ。

 今回、このnwm GOを発売前に試用したので、完全ワイヤレスのnwm DOTSや、同じネックバンドスタイルの「nwm MBN001」との違いなどを見ていこう。

nwm GO ヌーム ゴー 耳スピ オープンイヤー ネックバンド 斎藤工 ヘッドフォン オープンイヤーイヤフォンの新モデル「nwm GO」。カラーは写真のフォグブラックの他、グレイシャーホワイトとソイルベージュの3色が用意される

約20gというネックバンド型のオープンイヤーイヤフォン

 nwm GOは、左右が繋がったネックバンドスタイルのオープンイヤーイヤフォンだ。しかし、ネックバンドスタイルとはいえ、柔らかいケーブルが首に掛かるのはなく、固めのフレームが後頭部にくるスポーツタイプイヤフォンでよく見るスタイルになっている。

nwm GO ヌーム ゴー 耳スピ オープンイヤー ネックバンド 斎藤工 ヘッドフォン nwm GO(右上)とケーブルが柔らかいネックバンド型のnwm MBN001(左下)
nwm GO ヌーム ゴー 耳スピ オープンイヤー ネックバンド 斎藤工 ヘッドフォン ネックケーブルは固めのワイヤータイプだが、柔軟性は十分にある。重量は約20gと軽い

 耳の上に被さるユニットの形状は、同社のnwm DOTSに似た円形で、ドライバーも同じく12mm口径となっている。

nwm GO ヌーム ゴー 耳スピ オープンイヤー ネックバンド 斎藤工 ヘッドフォン 12mm径のドライバーを採用する。イヤフォン部の形状は、nwm DOTS(左)によく似ている

 右側のユニットには、多機能ボタンとボリュームボタンを搭載している。多機能ボタンは長押しで電源のオン/オフ、短押しで再生/停止、2回押しで音声アシスタントの起動を行える。おそらく、専用アプリの「nwm Connect」でカスタマイズができると思うのだが、発売前ということもあり試用時にはアプリ側がnwm GOに対応していなかったので未確認だ。

nwm GO ヌーム ゴー 耳スピ オープンイヤー ネックバンド 斎藤工 ヘッドフォン 右側にはボリュームボタンと多機能ボタンがある。なお、イヤフォン表面はシリコン素材で覆われている
nwm GO ヌーム ゴー 耳スピ オープンイヤー ネックバンド 斎藤工 ヘッドフォン 左側には充電用端子(USB Type-C)がある。専用の充電台(充電ケーブル)を使って充電する

 耳に引っ掛けているだけだが、適度なバネが効いているため、やや左右から締め付けられているような感覚がある。その分、激しい運動でもずれてしまうようなことはなさそうだ。本体はIP55相当の防水/防じん仕様なので、運動で汗をかいたり、雨に降られたりしても問題ない。

 なお、運動時には問題ないのだが、左右をつなぐフレームが硬いため、ヘッドレストがある椅子では、頭を預けた際にフレームが押されてイヤフォンがずれてしまう。もちろん、利用する椅子にも左右されるが、デスクワークに利用する際は気をつけたい。

nwm GO ヌーム ゴー 耳スピ オープンイヤー ネックバンド 斎藤工 ヘッドフォン ややしめつけ感があるものの、その分運動中に外れてしまうようなことはなさそうだ

 接続はBluetooth 5.3で、対応プロファイルはA2DP/HFP/AVRCP/TMAP/PBP、対応コーデックはSBC/AAC/LC3/CVSD/mSBCとなる。音楽再生時の駆動時間は約10時間、充電時間は約1時間15分(5分で約1時間の利用が可能)だ。

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