サイコム×Corsairのコラボが生んだ最強コンパクトゲーミングマシン――「G-Master Vengeance-Mini」徹底レビューキューブPCの最高峰(1/3 ページ)

» 2014年10月21日 16時44分 公開
[鈴木雅暢(撮影:矢野渉),ITmedia]
ココが「○」
・こだわりの高品質Corsairオールスター構成
・超快適なゲーミングパフォーマンス
・パターンが変わる光の演出
ココが「×」
・メディアカードスロットがない
・ケースに5インチベイがない
・横幅があるので置き場所を選ぶ

Corsairと公式コラボしたコダワリのスモールキューブ

 サイコムのゲーミングPCブランド「G-Master」シリーズから登場した「G-Master Vengeance-Mini」は、ハイエンドPCパーツブランドのCorsairとタイアップしたコラボレーションシリーズ最新モデル。Corsair自慢の先進キューブ型ケースをベースに構成したスモールサイズのゲーミングマシンだ。

 スモールサイズのキューブPCでありながら、メモリ、PCケース、CPUクーラー、電源ユニットといった基幹部をCorsair製の高品質、高性能パーツで固めた、まさにCorsairオールスターともいうべきこだわりまくった構成になっている。さっそくそのこだわり具合やパフォーマンスをチェックしていこう。

G-Master Vengeance-Miniは、サイコムとCorsairのコラボレーションで生まれたこだわりのゲームマシンだ。両者のこだわりがたっぷり詰めこまれている。PCケースのほか、電源ユニット、メモリ、CPUクーラーをCorsair製の高性能かつ高品質なパーツで統一している

光の演出も楽しめるインパクト抜群の先進マイクロキューブ

 インパクト抜群のキューブ型ケース「CORSAIR Carbide Series Air 240」は、汎用的なmicroATXフォームファクターを採用しつつ、マザーボードスペースとストレージ/電源スペースを左右に分けた画期的な構造と大胆なフォルムが特徴だ。マザーボードの裏面配線を徹底しつつ、熱源を2つのスペースに切り分けたことで効率的な放熱と使い勝手のよいメンテナンス性を実現している。

本体前面/背面。前面端子は、ヘッドフォン、マイク、USB 3.0×2と標準的な構成。マットブラックの塗装で、マザーボードスペース側のメッシュパネルもデザイン要素として取り込み、スタイリッシュに仕上げている

 マザーボードスペースにおいては、メッシュパネル仕様のフロントマスクから前面2基の12センチ角ファンを使って、グラフィックスカード、マザーボードはじめ、各種熱源に直接的にエアフローを与えつつ、天面へと排気するエアフロースタイル(Direct Airflow Path)となっている。サイコムオリジナルのポイントとして、低速の8センチ角ファンを排気ファンを追加することで、放熱能力をさらに高めているのも見逃せない。

 比較的発熱が低いストレージ/電源スペースは、サイドの吸気口から外気を取り込み、電源ファンで放熱を行う構造だ。サイドにはマグネットフィルタを採用し、ホコリの侵入を最小限に抑えている。このマグネットフィルタは丸ごと洗うことができるので、メンテナンスにも手間がかからない。

 ただ、フロントに外部ベイがなく、光学ドライブやカードリーダードライブなどを内蔵することができない点は注意しておきたい。これらを利用する場合は、USB 3.0ポートなどを利用して外付けすることになる。なお、フロント端子は、ヘッドフォン、マイク、USB 3.0×2と標準的な構成だ。

 マザーボードスペース側のサイドパネルはクリアパネル仕様となっており、内部の様子が見えるほか、オプションで「ライトアップアクセサリー」(LED ILLUMINACION)を追加することができ、多彩な光の演出が楽しめる。これを選択すると、赤、緑、青、白と4色のLEDを搭載したバーがサイドパネルに装着され、これらの組み合わせにより16色の発光色×4種類の発光パターンが楽しめる。光モノ好きな方にはたまらない演出だろう。しかもBTOでの追加価格は1990円とリーズナブルだ。

左側面はクリアパネル仕様となっており、内部の構造を見ることができるが、水冷CPUクーラーの採用と裏面配線の徹底により、内部はとてもすっきりしている

ストレージ/電源スペースとなっている右側面側はサイドパネルに吸気口があり、丸ごと洗えるマグネットフィルタが装着されている。左右サイドパネルはスクリューレスでそれぞれ独立して外れ、マザーボードスペースと、ストレージ/電源スペースそれぞれに容易にアクセスできる

オプションで「ライトアップアクセサリー(LED ILLUMINACION)」を追加すると、赤、緑、青、白と4色のLEDを搭載したLEDバーがサイドパネルに装着される。LED ILLUMINACIONにはリモコンが付属。発光ギミックのオン/オフのほか、明るさ、発光色、発光パターンの制御が可能だ

赤、緑、青、白と4色のLEDの組み合わせにより16色の発光色、4通り(FLASH、STOROBE、FADE、SMOOTH)の発光パターンが楽しめる。評価機が搭載するCorsair製水冷クーラー(Corsair H100i)、NVIDIAのGeForce GTX980リファレンスカードもロゴが光る仕様で、相性はバッチリだ


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