「Office for Windows 10」のテクニカルプレビュー公開

» 2015年02月05日 06時49分 公開
[佐藤由紀子,ITmedia]

 米Microsoftは2月4日(現地時間)、次期OS「Windows 10」向けのオフィススイート「Office for Windows 10」を公開したと発表した。

 office 1 Word Preview

 「Windows Insider Program」に参加しているユーザーは、PCおよび8インチ以上のタブレット向けWord、Excel、PowerPointを、β版の「Windows Store(リンク先はWord Preview)」から無料でダウンロードできる。

 office 2 Windows Store BetaのWord Preview

 Office for Windows 10にはOneNoteとOutlookも含まれる予定で、OneNoteは既に公開されている。Outlookの公開は後日になると、Microsoftが米VentureBeatに語っている。

 なお、8インチ未満のタブレットおよびWindows Phone搭載スマートフォン版のOfficeのテクニカルプレビューは“向こう数週間中に”公開の見込みだ。

 Office for Windows 10はタッチ入力とモバイルに最適化された(キーボードとマウスが必要ない)“ユニバーサル”アプリになっており、スマートフォンから「Surface Hub」まで、様々なサイズのハードウェアで利用できるという。新機能については、記事末に転載した公式動画で紹介されている。

 Office for Windows 10の正式版は、年内リリース予定のWindows 10と同時にリリースされる見込み。Windows 10搭載の8インチ以下のタブレットおよびスマートフォン向けは端末に無料でプリインストールされ、その他の端末向けはWindows Storeから無料でダウンロードできる。

 なお、デスクトップ版として有料の「Office 2016」も発売される予定だ。こちらは「ユーザーが長く親しんできた、キーボードとマウスを使うOffice体験はそのまま」という。


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