15.6型ワイドサイズの画面には、シャープのIGZO技術を導入したIPS液晶ディスプレイを採用している。表示解像度は3840×2160ドット、いわゆる「4K」表示に対応する。
情報量はフルHD解像度(1920×1080ドット)の実に4倍、画素密度は約282ppiという精細さだ。IPS方式を採用しているため視野角は広く、斜めから見ても全体をくっきりと見渡せる。
パネル表面は非光沢のノングレア仕上げのため照明などは映りこみにくく、それでいて発色も良好で、写真なども美しく表示できる。
i1 Display Proで測定した液晶ディスプレイのデータを見ると、色域もsRGBをほぼ完璧にカバーしている。ゲームが快適に楽しめるのはもちろん、クリエイティブアプリケーションとも相性はよいだろう。
キーボードは、6列のアイソレーションタイプで、テンキーを搭載している。配列は比較的素直ではあるが、基本キーとテンキーの間隔が狭く、カーソルキーも基本キーと同列、しかもテンキーにまたがるように配置されている。
基本キーの端のほうやカーソルキーについては、慣れるまではミスタイプしやすいかもしれない。キーピッチは19×19ミリとフルサイズで、キーストロークは約2ミリと、最近のノートPCとしては深め。キーボードユニットはあえて強く押すと少し沈むものの、スイッチの感触もなかなかよく、長文入力などにも対応できそうだ。
また、キーボードバックライトは消灯含めて3段階に調整可能。PCゲームで多用するW/A/S/Dキーには、視認性の高い赤色で矢印が刻印されているほか、キーボードマクロを登録し、有効/無効を切り替えられる「FLEXIKEY」というユーティリティもプリインストールされている。これとは別に、Zキーと誤入力しやすいWindowsキーを無効化する設定も用意されている。
キーボード手前には大きなタッチパッドがある。左右独立型のボタンはストロークが深く、スイッチの感触もしっかりしている。低価格ノートPCにありがちなカチカチとした安っぽい音がしない点も好印象だ。
→PC USER特設ページ「mouse computer station」
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