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» 2015年03月25日 16時00分 公開

3Dカメラと美しい有機ELを備えた“世界最薄”Androidタブレット――「Venue 8 7000」徹底検証撮影してからピント合わせが可能(2/6 ページ)

[フォレスト・ヒーロー,ITmedia]

極薄ボディでもスペックは妥協せず

 基本スペックは、SoCに4コア/4スレッド対応のAtom Z3580(最大2.3GHz)を採用。2Gバイトメモリ(LPDDR3)、16Gバイトのストレージ(eMMC)、2560×1600ピクセル表示の8.4型有機ELディスプレイを搭載する。OSはAndroid 4.4(KitKat)だ。

 通信機能はIEEE802.11a/b/g/n/acの無線LANとBluetooth 4.0、センサー類はGPS、加速度、ジャイロ、照度を装備。一部のユーザーにとっては残念だろうが、LTEモデルは用意されていない(筆者としてもSIMロックフリーのLTEモデルが欲しい)。内蔵カメラは、正面のインカメラが有効200万画素、背面のメインカメラが800万画素のIntel製3Dカメラ(RealSense Snapshot Depthカメラ)だ。

 インタフェース類は、ボディが極薄にもかかわらず、microSDメモリーカードスロット(SDXC対応で最大512Gバイト)、Micro USB(Micro B)、ヘッドフォン/マイク兼用端子をしっかり備えている(アプリによる搭載センサー情報では、電子コンパスが検出されず)。

 特に筆者が感激したのは、下面にあるヘッドフォン/マイク兼用端子だ。厚さ6ミリのボディに3.5ミリのステレオミニ端子を搭載するとなると、その周囲には2.5ミリ、前後には1.25ミリしか余裕がない(実際にはそれ以下のスペースだろう)。まさに高精度で高剛性ボディの証であると感じた。

シンプルなホーム画面(画像=左)。アプリ一覧(画像=右)
AnTuTu Benchmark 5.6.1のデバイスインフォ画面で見るVenue 8 7000のスペック
上面にはインタフェースやボタン類が一切ない
下面はヘッドフォン/マイク兼用端子、Micro USB(PCとの接続や充電用)を搭載する
左側面には、電源ボタンと音量調整ボタン、マイクが並ぶ
右側面には、microSDメモリーカードスロットを備える(SDXC対応)。512Gバイトまでの容量をサポートする
microSDメモリーカードスロットは、SIMスロットのようにピンで差してトレイを引き出す仕組みだ
前面の左下には、照度センサー、約200万画素のインカメラをレイアウト。下部にはステレオスピーカーを配置。インカメラはズーム機能をサポートしているが、顔認識、連続オートフォーカス、タッチフォーカス機能はサポートしていないので注意が必要だ
背面の下部には3つのカメラで構成されるIntelの3Dカメラ「RealSense Snapshot Depthカメラ」を内蔵している

 そのほか、デル純正のアクセサリでは、タブレットをデスクトップPCのように使えるアダプタ「Dell Cast」(税別1万3037円)に注目だ。少し大きなUSBメモリのようなボディをディスプレイのHDMI入力端子に直接接続すれば、ワイヤレスでタブレットの映像を出力できる。これにワイヤレスのキーボードとマウスを組み合わせれば、簡易的なデスクトップPC代わりにも使えるというわけだ。

純正アクセサリの「Dell Cast」
Dell Castの利用イメージ

 なお、現時点では米国で販売中の専用ワイヤレスキーボードや専用ケース(Folio Case)の取り扱いが日本でないようだ。今後の国内販売に期待したい。

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