AMD、DirectX 12時代に威力を発揮する「Async Shaders」を日本でアピール世代交代でスコア2倍に(1/3 ページ)

» 2015年04月01日 16時00分 公開
[小林哲雄ITmedia]

FreeSyncは対応ディスプレイがさらに増え、OMEGA級アップデートを予告

米AMD ソフトウェア・ストラテジー シニアマネージャーのテリー マケドン氏

 AMDは、日本の関係者に向けた非同期シェーダー「Async Shaders」の概要説明会を行い、負荷分散を高めることでハードウェアの変更なしで描画性能がアップすることを紹介した。

 Catalystをはじめとするソフトウェアを統括する米AMDのテリー マケドン氏は、Async Shadersを説明する前に、同じくAMDが用意する「FreeSync」と「OMEGAを紹介した。

 FreeSyncは、GPUとディスプレイのタイミングを一致させることで、「スタッター」(Stutter)」と呼ぶ動画のカクつきと「ティアリング」(Tearing)と呼ぶ画像の上下で別フレームを表示する症状を出さないようにする技術だ。

 競合規格としてNVIDIAの「G-SYNC」があるが、(1)AMDのFreeSyncは特別なハードウェアが不要、(2)DisplayPort 1.2aの拡張規格に含むオープンな技術、(3)AMDはライセンスフィーを取らない、という3つのアドバンテージがある。

 対応ディスプレイでは、6社から8シリーズ11モデルの発売が決定しているということで、マケドン氏は対応製品の広まりを強調していた。

表示中にディスプレイの上下で描画するフレームが変わることで発生するティアリング(写真=左)は、VSYNC ONで防止できる一方で、フレーム描画がズレ込むことによって描画がカクつく「STUTTERING」が発生する(写真=右)

FreeSyncを導入するとディスプレイ表示とフレーム描画を一致できる(写真=左)。競合するNVIDIAのG-SYNCに対してFreeSyncが優位性を持つ「3つのNO」(写真=右)

対応するGPUとAPUはKaveri世代のAPUとGCN 1.1以降(写真=左)。さらに、VSYNC OFFにすることでフレームレートとマウス応答が向上するので、ゲームプレイ環境の改善に適している(写真=右)

 マケドン氏は2014年12月に公開したグラフィックドライバの大規模アップデート「OMEGA」も言及した。OMEGAは、SNSなどでの反響も大きく、ユーザーからの評価は高いという。それ受けて、2015年の年末までにOMEGAに相当する大規模アップデートを予告した。なお、CrossFire環境においてFreeSyncは現在のドライバで利用できないが、これも後日対応すると予告した。

ユーザーから好評だったOMEGAの成果を受けて、大規模なドライバアップデートを2015年でも行うことになった

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