| ココが「○」 |
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| ・容積約11.1リットルのコンパクトボディ |
| ・GeForce GTX 960搭載でゲーミングが快適 |
| ・SSDとHDDのデュアルストレージに光学ドライブも搭載 |
| ココが「×」 |
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| ・メモリーカードリーダーを搭載していない |
| ・空きのベイや拡張スロットはない |
| ・夏場はCore i7-4790Kの放熱にやや不安 |
G-Master Stinger Extremeは、サイコムのゲーミングPCブランド「G-Master」から登場したコンパクトなキューブ型ゲーミングPC。容積約11リットルと、Mini-ITXフォームファクターとしても小型の部類に入るコンパクトなキューブボディに、NVIDIA GeForce GTX 960搭載カードを搭載できるなど、最新ゲームもストレスなく楽しめるパワフルなパフォーマンスを詰め込んでいる点が大きな魅力だ。今回評価機を入手することができたので性能中心にチェックしよう。
G-Master Stinger SFFは、PCだ。奥行き30ミリ以下のコンパクトなボディながら、ゲームをストレスなく楽しめるパワフルな処理性能を備える。ブラック一色のボディは、すっきりとしたモダンなフォルムだ。フロントマスクは肉厚の金属で、ヘアライン加工されており、上質感の高い仕上がりシステムの骨格となるPCケースには、SilverstoneのMini-ITXフォームファクター対応ケース「SG06」を採用している。Mini-ITXのキューブケースといっても、最近はかなり大柄な製品もあるが、このSG06は小さい部類に入る。具体的なサイズは、220(幅)×286(奥行き)×177(高さ)ミリ、容積でいえば約11.1リットルとコンパクトで、机の上に置いても圧迫感がないサイズ感に収まっている。
ボディのカラーはブラックで、肉厚のアルミニウムをヘアライン加工したフロントマスクには、電源ボタン、「Sycom」ロゴの仕上げも凝っていて、見た目にもなかなか上質感がある。なお、フロント端子は、2ポートのUSB 3.0のほか、マイク入力、ヘッドフォン出力という内容だ。
背面のネジを4本外すとコの字型カバーが外れ、内部にアクセスできる。SFX電源やショートサイズのビデオカードを採用していることもあって、内部は比較的すっきりしている。GALAX製のGeForce GTX 960(2Gバイト)搭載グラフィックスカード「GF PGTX960-OC/2GD5 MINI V2」を採用。ショートサイズで冷却ファンは高温時のみ回転する準ファンレス仕様だ。電源はATXよりも小さなSFX電源を採用している。評価機ではFSP GROUPの「FSP-450-60GHS(85)」という型番のモデルを搭載していた。出力450ワット、+12ボルト系は2系統で、それぞれ18アンペアという仕様だCopyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.