GTX 960を搭載したゲーミングキューブPC――「G-Master Stinger Extreme」の実力:コンパクトでも高性能(1/3 ページ)

» 2015年05月13日 11時55分 公開
ココが「○」
・容積約11.1リットルのコンパクトボディ
・GeForce GTX 960搭載でゲーミングが快適
・SSDとHDDのデュアルストレージに光学ドライブも搭載
ココが「×」
・メモリーカードリーダーを搭載していない
・空きのベイや拡張スロットはない
・夏場はCore i7-4790Kの放熱にやや不安

コンパクトながらパワフルなゲーミングキューブ

 G-Master Stinger Extremeは、サイコムのゲーミングPCブランド「G-Master」から登場したコンパクトなキューブ型ゲーミングPC。容積約11リットルと、Mini-ITXフォームファクターとしても小型の部類に入るコンパクトなキューブボディに、NVIDIA GeForce GTX 960搭載カードを搭載できるなど、最新ゲームもストレスなく楽しめるパワフルなパフォーマンスを詰め込んでいる点が大きな魅力だ。今回評価機を入手することができたので性能中心にチェックしよう。

G-Master Stinger SFFは、PCだ。奥行き30ミリ以下のコンパクトなボディながら、ゲームをストレスなく楽しめるパワフルな処理性能を備える。ブラック一色のボディは、すっきりとしたモダンなフォルムだ。フロントマスクは肉厚の金属で、ヘアライン加工されており、上質感の高い仕上がり

約11.1リットルのMini-ITXキューブケースを採用

 システムの骨格となるPCケースには、SilverstoneのMini-ITXフォームファクター対応ケース「SG06」を採用している。Mini-ITXのキューブケースといっても、最近はかなり大柄な製品もあるが、このSG06は小さい部類に入る。具体的なサイズは、220(幅)×286(奥行き)×177(高さ)ミリ、容積でいえば約11.1リットルとコンパクトで、机の上に置いても圧迫感がないサイズ感に収まっている。

 ボディのカラーはブラックで、肉厚のアルミニウムをヘアライン加工したフロントマスクには、電源ボタン、「Sycom」ロゴの仕上げも凝っていて、見た目にもなかなか上質感がある。なお、フロント端子は、2ポートのUSB 3.0のほか、マイク入力、ヘッドフォン出力という内容だ。

背面のネジを4本外すとコの字型カバーが外れ、内部にアクセスできる。SFX電源やショートサイズのビデオカードを採用していることもあって、内部は比較的すっきりしている。GALAX製のGeForce GTX 960(2Gバイト)搭載グラフィックスカード「GF PGTX960-OC/2GD5 MINI V2」を採用。ショートサイズで冷却ファンは高温時のみ回転する準ファンレス仕様だ。電源はATXよりも小さなSFX電源を採用している。評価機ではFSP GROUPの「FSP-450-60GHS(85)」という型番のモデルを搭載していた。出力450ワット、+12ボルト系は2系統で、それぞれ18アンペアという仕様だ

天面と両側面は、通気性を高めるためにパンチ加工されている。直径は約4ミリで、目の細かいフィルタなどは用意されていないため、ゴミやホコリが入りやすい。定期的なメンテナンスは必要だろう

本体前面/背面。電源ボタンの上部には、2基のUSB 3.0ポートのほか、ヘッドフォン出力、マイク入力が用意されている

本体天面/底面

内部左側面/右側面。フロントファンは、SG06標準の12cmファンではなく、Noctua製の12cmファンを採用している。回転速度850rpm前後で動作音は低く、フロントにあっても耳障りには感じない

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