GTX 960を搭載したゲーミングキューブPC――「G-Master Stinger Extreme」の実力:コンパクトでも高性能(3/3 ページ)

» 2015年05月13日 11時55分 公開
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ゲームマシンとして十分な高性能を実証

 ベンチマークテストで性能をチェックしよう。評価機の構成は、CPUはCore i7-4790K、メモリは16Gバイト(8Gバイト×2)、グラフィックスカードはGeForce GTX 960(2Gバイト)、メインストレージは128GバイトSSD、OSが64ビット版Windows 8.1という内容だ。

 CINEBENCHのレンダリングテストのCPUスコアは811と、Core i7-4790K搭載機としては若干低めだ。室温がやや高い(27度)こともあるが、放熱面はギリギリの印象。Core i7-4790Kは第4世代Coreプロセッサーの中でも特別クロックが高く、発熱も高いモデルであるので、Core i7-4790以下ならば少し余裕ができるだろう。

CINEBENCH R15の結果

 CrystalDiskMarkで測定したSSDの性能はご覧の下に示した画面の通り。最近のSSDとしては速いほうではないが、操作のレスポンスは十分に快適といえる水準に達している。より高速なSSDが必要ならば、BTOでIntel 730(240Gバイトまたは480Gバイト)などを選択すればよいだろう。

CrystalDiskMarkの結果

 PCMark 7でもストレージスコアはあまり高くないが、それでもハイエンドPCとして十分な水準のスコアをマークしている。PCMark 8でも同様だ。ビジネス、エンターテイメント、クリエイティブまで、一通りの用途をストレスなくこなせる高性能を備えているといえるだろう。

PCMark 7の結果

PCMark 8の結果

 3D描画性能も優秀だ。3DMarkのFireStrikeのスコアは6679が出ており、GeForce GTX 960の性能はきっちり発揮できているといえそうだ。FRAPSで計測したBattleField 4のフレームレートは、1920×1080ドット、グラフィックス設定「高」で平均83.875fps、最低75fpsをマーク。この設定で十分快適にプレイできるだろう。FINAL FANTASY XIV:新生エオルゼアベンチマーク、FINAL FANTASY XIV:蒼天のイシュガルドベンチマークのスコアもご覧のとおり、いずれも「非常に快適」にプレイできるレベルにある。ゲームマシンとして十分な性能をもっていることが分かる。

3DMarkの結果

FINAL FANTASY XIV:新生エオルゼアベンチマーク

FINAL FANTASY XIV:蒼天のイシュガルドベンチマーク

 動作音は、アイドル時でも動作していることが分かるというレベルの音がするが、高負荷時でもあまり変わらない。静音性はかなり優秀な部類だろう。ただ、直接触れる機会はないと思われるが、高負荷で連続稼働すると天面や側面の通気口付近はかなりの熱(45度以上)を持つので評価機のようにCore i7-4790Kを搭載する場合には、設置場所には多少の気遣いは必要かもしれない。

騒音(前面から15cm、暗騒音32dB、20度) G-Master Stinger Extreme
アイドル 39
低負荷/Web Youtube再生 39
3DMark/Graphics Test 40
3DMark/Physics Test 40

幅広い用途に対応できるコンパクトキューブ

 容積11リットル、奥行き286ミリというボディは、Mini-ITXフォームファクターのキューブ型としてもコンパクトな部類に入る。それでいて、3Dゲームも快適に楽しめる高性能を備えている点は、特筆できるだろう。もちろん、ゲームだけでなく、ビジネス、エンターテイメント、クリエイティブまで、幅広い用途に対応可能だ。

 価格は、Core i5-4460、メモリ8Gバイト、500GバイトHDD、GeForce GTX960(2Gバイト)、OSなしの標準構成で11万6980円(配送料、税込)から用意されている。Core i7-4790K、メモリ16Gバイト、128GバイトSSD+500GバイトHDD、GeForce GTX 960(2Gバイト)、Windows 8.1プリインストールという評価機と同等の構成で見積もると16万6340円(配送料、税込)になる。

 内容を考えれば、十分納得がいく価格だろうが、予算が少し厳しいならば、BTOメニューでカスタマイズするとよい構成がみつかるかもしれない。筆者としては、標準構成でもCPUとグラフィックスカードはゲームマシンとして十分な内容だけに、ストレージのみHDDからSSDへ強化することをお勧めしたい。

 例えば、BTOメニューにあるSanDisk Ultra II(240Gバイト)ならば、標準の500GバイトHDDに対して8710円の差額で追加でき、OS(64ビット版Windows 8.1)を含めても14万130円(配送料、税込)と15万円以下で収まる。

 このように、同社のWebページではリアルタイムに構成の見積もりができるので、興味をもたれた方はいろいろな構成を試してみるとよいだろう。


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