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「Surface 3」を2週間使って分かったこと――Surface Pro 3/新MacBookとの違いは?USモデル先行レビュー(4/5 ページ)

» 2015年05月24日 09時00分 公開
[ドリキンITmedia]

Retinaディスプレイには画素密度で劣るが……

1920×1280ピクセルとフルHDをカバーしたSurface 3のディスプレイ解像度は十分。画面のアスペクト比は3:2で紙に近い(これは、オプションのSurfaceペンでの使い勝手を考慮したもの)

 もう1つ、読者の方で気になってる点があるとすれば、液晶ディスプレイの解像度ではないでしょうか?

 最近はAppleのRetinaディスプレイをはじめ、Windowsでもピクセル密度の高い(HiDPI)ディスプレイを搭載したPCが一般的になってきました。同サイズのiPad Air 2と比較してみると、iPad Air 2が2048×1536ピクセルの約264ppi(pixels per inch:1インチあたりのピクセル数)で、Surface 3が1920×1280ピクセルの約214ppiと、解像度および画素密度に関しては若干劣る印象を受けます。

 この点に関しては、筆者も最初にカタログスペックを見たときはちょっと残念に思いましたが、実際に使っている限りにおいてはまったく気になりません。逆に解像度が高すぎると、よりパフォーマンスの高いハードウェアが必要になりますし、バッテリーの負担も大きくなるので、よく吟味されたバランスのよいスペックだと思います。

 MacやiPadと比較すると、Windowsはフォントの表示品質などで劣る印象がありますが、Surface 3に関してはハードウェア的には十分高精細な液晶ディスプレイを備えていて、後はソフトウェアとフォントの違いが最終的な表示品質の差になっているので、Windows 10でソフトウェア的な表示品質の向上を期待したいところです。

究極のサブマシン、2in1の完成形か

新しいMacBookと比較しても、Surface 3はさらにモバイル性能が高い

 2週間弱使ってみた個人的な感想をまとめると、MicrosoftのSurface 3製品情報ページ(US)に書かれている「The perfect balance of performance and value」というキャッチコピーの通り、パフォーマンス、価格、バッテリー性能とすべてが絶妙にバランスされた製品だと感じています。

 USでの価格はWi-Fiモデルが499ドルから、Type Coverは129.99ドルですが、日本では一般向けにWi-Fiモデルが販売されないことが発表され、為替の影響も併せて若干割高感があるのが残念なところです。日本の一般向けLTEモデルは税別8万1800円から、Type Coverは税別1万5680円で、合わせて税別9万7480円になります(ただし、日本の一般向けモデルは、国内市場だけのOffice Premiumが付属するという特典もあります)。

 着実に進化を続けてきたSurfaceシリーズの1つの完成形としてSurface 3は非常によくできたデバイスで、個人的にはかなり満足しています。カタログスペックだけでは分かりづらいですが、いつでもどこにでも持ち歩いて、気軽に使えるという意味で、これほどバランスがとれた製品は貴重です。

 もちろんこれ1台ですべての作業をこなすようなメインマシンとしては、ちょっとパフォーマンスが足りないところもありますが、メインPCを持っていて、サブでいつでもどこでも気軽に使えるマシンを探している人には、おすすめできる製品です。

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