PC USER Pro
ニュース
» 2015年05月25日 09時00分 公開

「VAIO Pro 13 | mk2」発表――第5世代Core搭載の“タフモバイルPC”へ【詳報】ユーザーの要望で各部を強化(2/3 ページ)

[前橋豪,ITmedia]

ビジネスユーザーの要望でインタフェースや入力環境も強化

 VAIO Pro 13 | mk2は、インタフェースや入力環境も強化した。先代機で2基だったUSB 3.0を3基に増やすとともに、日本のビジネスシーンを考慮し、非搭載だった有線LANとアナログRGB出力(D-Sub)の端子を追加している。HDMI出力とアナログRGB出力を搭載することで、内蔵の液晶ディスプレイを含め、3台のマルチディスプレイ環境が構築可能になった。

ブラックカラーの左側面。2基のUSB 3.0、排気口、ACアダプタ接続用のDC入力端子を配置
ブラックカラーの右側面。SDメモリーカードスロット、ヘッドフォン出力、USB 3.0、HDMI出力、開閉式の有線LAN、アナログRGB(D-Sub)出力の端子が並ぶ
シルバーカラーの左側面
シルバーカラーの右側面。有線LAN端子のカバーもシルバーで統一されている。アナログRGB出力端子もグレーでなじんでいる

 キーボードは「VAIO Z(VJZ13A)」が採用する静音設計のアイソレーションキーボードを新搭載。キーキャップ裏のツメと可動部金型の加工精度を高め、キーのがたつきを抑えることで、特に耳障りな音域である2KHz以上の高周波数帯域におけるノイズを低減した。従来同様、キーボードバックライトも内蔵する。

 主要キーのキーピッチは約19ミリ、キーストロークは約1.2を確保。日本語配列のキーボードを採用し、VAIO Zで新たに選択可能となった英字配列や日本語カナなしのキーボードオプションは用意されない。

 タッチパッドについても、ビジネスユーザーからの強い要望を受けて変更した。先代機は左右ボタン一体型のクリックパッドをパームレスト中央部に配置していたが、VAIO Pro 13 | mk2ではタッチパッドから左右の2ボタンを分離してホームポジション直下に移動することで、クリックやタッチ操作の誤動作を抑えている。タッチパッドはサイズも小さく変更しており、マルチタッチジェスチャーよりカーソル操作を重視した作りになった。

ブラックカラーのキーボードとタッチパッド。キーボードは内部の補強リブでたわみを抑えつつ、キー構造の改善で入力時のノイズを低減した。タッチパッドはクリックパッドから2ボタン独立型に変更されている
シルバーカラーのキーボードとタッチパッド。キーボードはブラックで塗られている
液晶ディスプレイを開くと、キーボードに少し傾斜がついてパームレスト先端と設置面の段差が小さくなり、キーボード利用時に手のひらや手首にかかるストレスを軽減できるように設計されているのは従来同様だ

剛性強化と端子追加によりボディの厚さ重さは微増へ

 これらの変更により、先代機と比べてボディの高さは1.5〜2.1ミリ増、重量は80〜90グラム増と、わずかに厚く重くなった。タッチパネルなしの構成は本体サイズが322(幅)×216.5(奥行き)×13.2〜17.9(高さ)ミリで重量が約1.03キロ、タッチパネル付きの構成は本体サイズが322(幅)×217.1(奥行き)×14.3〜18.9(高さ)ミリ、重量が約1.16キロだ。

ブラックカラーの側面。ボディの素材変更、剛性強化、端子の追加など複合的な要因により、厚さと重さはわずかに増えたが、薄型軽量ボディのフォルムは維持している
シルバーカラーの側面。アナログRGB出力や有線LANの端子は本体の厚さギリギリに内蔵されているが、使用時はボディ後方が少し浮くため、ケーブル側の端子と設置面が干渉しにくくなっている

 公称のバッテリー駆動時間(JEITA 2.0)は、Windows 7選択時で約8.1〜9.9時間、Windows 8.1選択時で約9.4〜10.4時間とされている(先代機はWindows 7選択時で約8時間、Windows 8.1選択時で約10.5時間)。

 ACアダプタは従来同様、小型軽量の40ワットACアダプタ「VJ8AC10V9」が付属。突起部を除くサイズは約39(幅)×104.5(奥行き)×26.5(高さ)ミリ、重量は約200グラム(電源ケーブルの約45グラムを除く)だ。ACアダプタは5ボルト/1.0アンペア出力が可能なUSB給電端子を搭載し、スマートフォンやポータブル音楽プレーヤーを充電できる。

 このUSB給電端子には別売の小型ワイヤレスルータ「VJ8WAR100」も接続できるが、VAIO Pro 13 | mk2は有線LANポートが新設されたため、有線LAN環境しかない場所でもPC本体に直接イーサネットケーブルを接続可能で、VJ8WAR100は必要としなくなった。

付属のACアダプタはコンパクト。給電用のUSB端子を備えている

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

この記事が気に入ったら
ITmedia PC USER に「いいね!」しよう