Maker Faire Tokyo 2015で発想のままに好き放題工作したらこうなってしまったよい子もまねしてね(1/2 ページ)

» 2015年08月13日 16時41分 公開
[小林哲雄ITmedia]

前回リレーコンピューターを作った人、今回はLEDでコンピュータを

 Maker Faire Tokyo 2014で話題となった「リレーコンピューターの人」は、Maker Faire 2015で、新作の「スーパーLチカコンピューター」を展示した。これは、DTL(ダイオードトランジスタロジック)のダイオードをLEDにしたものだ。

 リレーを使ったコンピュータでは動作クロックをあまり高くできなかった(そのうえ、会期中にもリレーが破損した)が、今回は動作クロックが1kHz(ステップ実行あり)と速くなったことに加えて、LEDのおかげで各ロジックの状態が視覚的に分かようになった。ROMはディップスイッチを使っており、プログラムが動くボードになっている。MFT2015では円周率の演算デモを行っていた。

フルトランジスタ、フルリレーと来てLチカ。カタログを見て「Lチカってなに? 」と思ったら予想以上にビッカビカ

リレーと違って大幅に高速化してしまったので、LEDの点滅が速すぎるー!

ROM部分はリレーコンピュータと同様にディップスイッチを使っている

何を作ろうと自由! Maker Faierなら許される

 ここからは、Maker Faireらしく、自由な発想と本能をそのまま具現化すべく、のびのびと工作したら、こんなものができてしまった、というほかない、興味深い作品の数々を紹介していこう。

毎回どうしてこれだけネタを出せるのか不思議なGoogleの日本語入力。そのGoogle日本語入力 ピロピロバージョン

せっかくなので、ついでに実演してもらった

「すずえりとえみり」による食べられるブレッドボード………って、ブレッドの下にアルミ箔を引いてあるだけですかい! ブレッドどころか、クッキーやクラッカーでもOK

「Silrium」のUSBリレーキット(写真はオプションデカリレー付)。これを使えば静音キーボードもIBM A01に早変わり!

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