Maker Faire Tokyo 2014で話題となった「リレーコンピューターの人」は、Maker Faire 2015で、新作の「スーパーLチカコンピューター」を展示した。これは、DTL(ダイオードトランジスタロジック)のダイオードをLEDにしたものだ。
リレーを使ったコンピュータでは動作クロックをあまり高くできなかった(そのうえ、会期中にもリレーが破損した)が、今回は動作クロックが1kHz(ステップ実行あり)と速くなったことに加えて、LEDのおかげで各ロジックの状態が視覚的に分かようになった。ROMはディップスイッチを使っており、プログラムが動くボードになっている。MFT2015では円周率の演算デモを行っていた。
ここからは、Maker Faireらしく、自由な発想と本能をそのまま具現化すべく、のびのびと工作したら、こんなものができてしまった、というほかない、興味深い作品の数々を紹介していこう。
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