低TDPの新型Core i7/i5とH170/B150マザーが一斉デビュー!古田雄介のアキバPickUp!(2/4 ページ)

» 2015年09月07日 11時26分 公開

主要メーカーのH170/B150マザーが一斉に並ぶ

 LGA1151に対応するマザーとして、Z170に加えてH170とB150チップセットを搭載したモデルが売り出されている。9月2日からASUSTeKとASRock、ギガバイト、MSIの各社から一斉に登場しており、総数は20を超える。

 H170マザーは1万3000円前後から2万前後、B150マザーは1万2000円弱から1万7000円前後だ。各店の新製品コーナーやマザーボードコーナーにはH170/B150マザーが所狭しと並べられている。

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ドスパラ パーツ館の新製品コーナー

 H170/B150チップセットともにDDR4とDDR3をサポートしており、マザーによってどちらに対応するか決まる構図になっている。SATA 3.0は6基が基本。M.2にもネイティブ対応する。Z170との最大の違いは末尾Kモデルのオーバークロックをサポートしないこと。ただし、一部のH170マザーは独自対応している。また、B150はRAID非対応で、SSDをキャッシュ化する「Intel Smart Response Technology」もサポートしない。

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 発売直後のため売れ行きはまだ見えていないが、各モデルの仕様をしっかり調べるユーザーが多いという声は各ショップで聞いた。パソコンSHOPアークは「モデルによって使えるメモリが違ったり、M.2ポートの仕様が異なったりするので、これまで以上にしっかり見比べる必要がありますからね。それにSkylakeに興味はあるけどまだ買っていないという方も大勢いるので、そうした方たちの関心も集めている気がします」と分析していた。

ギガバイトは末尾に「DDR3」がついているモデルがDDR3対応。それ以外がDDR4対応となる

 メインストーム向けのH170は、今後のヒットが方々で期待されている。BUY MORE秋葉原本店は「OCしないならZ170との違いは大きくないので、割安さから売れ筋モデルがバンバン出てくると思います。1万円台前半のモデルの動向にも注目しています」と話していた。

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