パッケージ版「Windows 10 Home」の値上げにショップ困惑の声古田雄介のアキバPickUp!(3/4 ページ)

» 2015年10月05日 13時21分 公開

「Core i3以下の潤沢待ちですね」――H110マザーの反響

 マザーボードといえば、一週間前の日曜日からSkylake向けの廉価チップセット「Intel H110」を搭載したモデルも複数出回っている。価格は7000円強から1万1000円弱で、これまでのSkylakeマザーの最安ラインを割る値だ。

パソコンSHOPアークの新製品コーナーに並んだH110マザー

 H110はZ170/H170/B150と同じくDDR4とDDR3Lに対応しているが、PCI Expressのサポートが2.0であったり、SATA 3.0やUSB 3.0の標準ポート数が4基であったりと、最も低い仕様となっている。あえて入荷をASRockのmini-ITXタイプ「H110M-ITX/D3」(1万1000円弱)のみに留めたというBUY MORE秋葉原本店は「そこまでの価格差はないので、現状ならB150マザーを選んだほうがいいですからね。これから何かしら存在意義を強めてくれればいいですけど」と理由を語る。

ASRock「H110M-ITX/D3」

 ほかのショップでも「今後に期待」という声が多かった。某ショップは「10月下旬にはCore i3やPentiumといった廉価なSkylakeが普通に入ってくるというウワサがありますから、そこからでしょう。Skylakeにこだわらず、低予算でマシンを組みたいという人が何も気にせず買える環境になったら動き出す類いの製品だと思いますよ」とコメントしている。

 なお、バルク品の「Core i3-6100T」と「Pentium-G4500T」は先週からごく少数が出回っている。取材した金曜日には入手困難となっていたが、パソコンハウス東映は「少数ですがまたすぐに再入荷できると思います」と話していた。

パソコンハウス東映の価格表。Core i3-6100TとPentium-G4500Tは「ご予約受付中」となっていた

先週末に入荷した「Pentium-G4500T」

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2024年04月25日 更新
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