Surface Bookのキーボードは、各キーを離したアイソレーションデザインを採用し、各キーの下にバックライトを内蔵している。タッチパッドはガラス製で、5点マルチタッチに対応する。マグネシウム合金のベースボディに搭載されたキーボードとガラス製タッチパッドは、薄型軽量のType Coverより入力が安定しやすく、ここはクラムシェルノートPCの特長を採り入れた部分だ。入力音も静かに作られているという。
一方、Surface Pro 4もキーボードをおそろかにしているわけではなく、Type Coverはアイソレーションのキーデザインとパンタグラフ式キー、大きめガラス製タッチパッド(5点マルチタッチ)を採用し、使い勝手を向上させている点は付け加えておきたい。もちろん、キーボードバックライトも内蔵している。
Type Coverまで含めた持ち運びやすさはSurface Bookより優れており、これでも一般的な用途でのノートPC代替利用は十分こなせるはずだ。また、Type CoverはWindows 10の生体認証機能である「Windows Hello」対応の指紋センサー搭載モデルも追加されている。
Surface Book/Surface Pro 4/Surface Pro 3の比較 | |||
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製品名 | Surface Book | Surface Pro 4 | Surface Pro 3 |
画面サイズ | 13.5型 | 12.3型ワイド | 12型ワイド |
キーボード種別 | キーボード(付属) | Type Cover(別売) | Type Cover(別売) |
アイソレーションデザイン | 採用 | 採用 | 非採用 |
キーボードバックライト | 各キーに内蔵 | 内蔵 | 内蔵 |
タッチパッド | クリックパッド | クリックパッド (Surface Pro 3より40%大型化) |
クリックパッド |
指紋センサー | − | Type Coverに搭載 | − |
携帯利用で気になるバッテリー駆動時間(ビデオ連続再生の公称値)は、Surface Bookが約12時間、Surface Pro 4が約9時間だ。Surface Bookは画面サイズと解像度で上回り、GPUも内蔵するので消費電力が高いが、タブレット側とキーボード側の両方にバッテリーを内蔵することで、合体時にSurface Pro 4より長時間駆動を可能にしている。
逆にSurface Bookはタブレット単体でのバッテリー駆動時間がSurface Pro 4よりかなり短くなることが予想される(タブレット単体でのバッテリー駆動時間は非公開)。
Surface Book/Surface Pro 4/Surface Pro 3の比較 | |||
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製品名 | Surface Book | Surface Pro 4 | Surface Pro 3 |
バッテリー動作時間 | 約12時間 (ビデオ再生/キーボード装着時) |
約9時間(ビデオ再生) | 約9時間(Webブラウズ) |
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