タブレット本体では、キックスタンドやインタフェースの有無だけでなく、画面サイズの違いも大きい。
いずれもアスペクト比は3:2でそろえているが、Surface Bookは3000×2000ピクセル表示の13.5型ディスプレイ、Surface Pro 4は2736×1824ピクセル表示の12.3型ディスプレイを採用しており、Surface Bookのほうが画面を広く使える。
画素密度はどちらも約267ppi(pixels per inch:1インチあたりのピクセル数)で、iPad Pro/Air 2(264ppi)とほぼ同じ精細さだ。色域はsRGBを100%カバーし、色調整して出荷されるという。表面のカバーガラスは堅牢性の高い「Gorilla Glass 4」だ。
Surface Pro 4はSurface Pro 3に比べて、フットプリントはそのままに、狭額縁設計で画面サイズを12型から12.3型に大型化しつつ、解像度も2160×1440ピクセル(約216ppi)から2736×1824ピクセル(約267ppi)に高精細化しているのが目を引く。ちなみに、狭額縁化に伴い液晶ディスプレイの右フレームにあったWindowsボタンは省かれている。
Surface Book/Surface Pro 4/Surface Pro 3の比較 | |||
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製品名 | Surface Book | Surface Pro 4 | Surface Pro 3 |
画面サイズ | 13.5型 (10点マルチタッチ対応) |
12.3型ワイド (10点マルチタッチ対応) |
12型ワイド (10点マルチタッチ対応) |
アスペクト比 | 3:2 | 3:2 | 3:2 |
ディスプレイ解像度 | 3000×2000ピクセル(約267ppi) | 2736×1824ピクセル(約267ppi) | 2160×1440ピクセル(約216ppi) |
Surfaceと言えば筆圧対応のペン機能だが、Surface BookもSurface Pro 4も進化した「Surface Pen」を採用する。同社が「PixelSense」と呼ぶ技術により、視差や遅延を低減し、ペンの操作性を高めている。
ペン自体も筆圧検知レベルが従来の256段階から1024段階に強化されたほか、ペンの背面を消しゴムとして使える機能が加わった。ペンの固定についても従来のシール式ペンホルダーではなく、本体側面にマグネットで吸着するようになっている。
また、ペン先を交換することで書き味を変化できるアクセサリ「Surface Pen Tip Kit」も追加され、よりクリエイティブユースにも使いやすくなった。
Surface Book/Surface Pro 4/Surface Pro 3の比較 | |||
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製品名 | Surface Book | Surface Pro 4 | Surface Pro 3 |
Surface Pen | 付属(筆圧1024段階) | 付属(筆圧1024段階) | 付属(筆圧256段階) |
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