Windows 7/8.1のWindows UpdateでWindows 10が「推奨される更新」に格上げアップグレード促進

» 2016年02月02日 19時32分 公開
[山口恵祐ITmedia]

 米Microsoftは2月1日(現地時間)より、Windows 7/8.1の「Windows Update」でWindows 10へのアップグレードを「推奨される更新プログラム」に格上げした。これまでは「オプションの更新プログラム」としていたものだ。

Windows 10へのアップグレードを促すポップアップ Windows 10へのアップグレードを促すポップアップ(英語環境におけるイメージ)

 更新に関連するプログラムは「KB2952664」と「KB3035583」の計2つで、内容はそれぞれ順に「Windows 7アップグレード用互換性更新プログラム」「更新プログラムにより、Windows 8.1および Windows 7 SP1にGet Windows 10アプリをインストールする」となっている。Windows Updateを自動更新にしている場合、自動的にWindows 10をインストールする準備を開始する。

 ただし、Windows Updateによって勝手にWindows 10へアップグレード作業を開始するわけではなく、ユーザーへアップグレード実行の可否を問う画面を事前に表示するという。また、Windows 10にアップグレードした場合でも、31日以内なら以前の環境に戻すことも可能だ。

 Windows Updateのおける今回の格上げは、以前からMicrosoftが予告していたもので、さらなるWindows 10の普及を促すのが狙いだ。

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