ADSLがない、2000年以前のインターネットといえば電話回線を使った「ダイヤルアップ接続」が主流でした。「ピッポッパッ」の音から始まる接続音が懐かしいという方も多いのではないでしょうか。自宅のモデムがプロバイダのアクセスポイントに電話し、IDとパスワード認証が許可されるとインターネットに接続できたのです。家族の誰かが電話をしている最中はネットが使えないので、電話用とインターネット用の2つの電話回線を持つ家庭もありました。
今ではすっかり耳にする機会はなくなりましたが、ピッポッパの後にモデムから聞こえてくる「ピーヒョロロロー」という音がまだ頭の片隅に残っているという人も多いはず。
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