今週も「円高還元」の文字が躍るPOPは複数店で見られたが、特価対象以外が大幅に値下がりするといった動きは見られなかった。取材中、「メーカーや代理店は円安になったらすぐ上げるけど、円高になってもなかなか下げないですから」といった愚痴を同じ言い回しで3回耳にした。
ただし、「SSDやメモリは100円やそこら下がっているものもあります。わずかながら影響は出てはいますね」(TSUKUMO eX.)という声があるとおり、ゆっくりしたペースで店頭価格に反映されてはいるようだ。
そうした空気の中でも目立って安くなっている製品はある。今週注目したいのはパトリオットのSSD「BLAST」シリーズだ。パソコンハウス東映は、120GBモデルを3980円、240GBモデルを6880円、480GBモデルを1万3980円、960GBモデルを2万6980円と大幅に安い値段で売り出している。
同店は「特価ではなくて、在庫があるうちはこのお値段でいきます。結構大量にとりましたし、このお値段のまま追加の仕入れも可能かもしれません」という。続けて「フラッシュ系は為替の好影響が比較的出てきているかなと思います」と話していた。
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