PCの骨組みから自作できる「ドリームボックス」が話題に古田雄介のアキバPickUp!(1/4 ページ)

» 2016年04月25日 18時01分 公開

「PCケースどころか何でも作れる自由さがいいですね」――ドリームボックスの評判

 先週、PCケース関連で目立っていたのはAerocoolの「ドリームボックス」だ。アルミパイプやジョイント、PSUブラケット、USB端子や電源スイッチをまとめたI/OユニットなどをパッケージにしたDIYキットで、タワー型PCケースやキューブ型ケース、ヘッドフォンスタンドから、コートハンガー、オブジェまで作れる。価格は税込み1万7000円前後だ。

Aerocool「ドリームボックス」

 自作PCの幅を拡げるアイテムとして、入荷した多くのショップが注目している。オリオスペックは「最近は水冷のハードチューブを加工するのが流行っていますし、PCケースをイチから考えるというDIY志向も高まっていると思います。定番になるといいですよね」と話していた。

 デモ機を展示しているTSUKUMO eX.も「ケースどころか何でも作れるので、部品が余っても色々有効活用できそうです。再構築も簡単ですし、一度買ったら何度も楽しめるのは強みですね」と、気に入った様子。

 似たコンセプトのシリーズとして、かつて海連の「Lubic」シリーズ(2015年2月に製造終了を告知)が出回っていたが、時勢的にそれを上回る成功を期待する声が目立った。

TSUKUMO eX.の展示機

 なお、インパクトのあるPCケースとしては、同店が2カ月前から予約を受け付けているLian-Liの船型PCケース「PC-Y6」の入荷も見逃せない。同店の価格は税込み8万784円だ。

 世界500台限定とされるケースで、以前より話題になっていた。予約状況から「個人で使いたいという人が多い印象」とのこと。注目している人は早めに入手するのがいいかもしれない。

Lian-Li「PC-Y6」

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