新たな情報発信基地誕生
生活提案型の「蔦屋家電」や、ビックカメラとユニクロがコラボした「ビックロ」など、これまでにない新コンセプト店舗への取り組みが度々注目を集めている中、カジュアルファッション中心のセレクトショップ「BEAMS」を展開するビームスが、東京新宿にあるショップ「BEAMS JAPAN」を4月28日にリニューアルオープンする。日本をテーマに、さまざまなモノやコトを集めたキュレーション店舗がコンセプトだ。
JR新宿駅中央東口から東方面に徒歩5分
地下1階から5階までの6フロアに「食」「銘品」「ファッション」「コラボレーション」「カルチャー」「アート」「クラフト」といったカテゴリのコンテンツを配置した。思わず心引かれてしまうアイテムはもちろん、希少性の高いプロダクトやカルチャーの発信スペースとしても機能し、見て聞いて楽しめる店舗に仕上げた。

スタッフが着用するBEAMS JAPAN法被(写真=左)。フロア構成。6階と7階はメンズスーツなどを取り扱う「ビームス F」がオープンする(写真=右)

家電収集家・松崎純一氏が所有するラジカセを集めて展示したアート(写真=左)。同氏は全て部品を一度分解して組み直す「オーバーホール」を行うほどこだわりで、ラジカセは実際に動作する(写真=右)

テーラー東洋のスカジャン(写真=左)。これは外国人に人気が出そうだ(写真=右)

日本を象徴する軽トラも展示(写真=左)。1階には47都道府県の伝統工芸品、日用品、食品といった銘品をそろえている(写真=右)

げたの産地である大分県日田市の老舗下駄工房のヒノキ木地に、ドイツの靴メーカーであるBIRKENSTOCKのソールを貼り付けた、げたサンダル(写真=左)。担当者一押しだ(写真=右)

品ぞろえはバラエティに富んでおり、BEAMSファン問わず見て回るだけで楽しめる

地下1階にはレストラン「日光金谷ホテル クラフトグリル」が入っており、同ホテルの蔵から見つかったという大正時代のレシピを再現した「新宿百年ライスカレー」といった豊富なメニューや、日本各地からえりすぐりのクラフトリカーなど、食事とお酒を取りそろえる
1階入り口そばには、猿田彦珈琲のコーヒースタンドを構える。店外からも注文可能で、BEAMS JAPAN限定の「ジャパンブレンド」を楽しめる
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