5月4日:世界中に被害をもたらした「I Love you」メール

» 2016年05月04日 06時00分 公開
[ITmedia]

 2000年5月4日は、世界中のPCに被害をもたらしたウイルス「ラブレター」がフィリピンのマニラで発見された日です。たった6時間で世界中に広がり、企業や公的機関に影響を与えました。ラブレターによる被害総額の概算は70億ドルとも言われています。

ういるす

 ラブレターは、「I Love you」という件名の電子メールが送られてくるのが特徴です。添付ファイルを実行してしまうと、Windowsのレジストリが勝手に上書きされ、Outlookのアドレス帳にある宛先全てにウイルスの複製が送信されます。セキュリティー対策ソフトウェアを提供しているマカフィーの社長は、この日を「屈辱の日」と呼び、ちょうど1年後の5月4日に1ヵ月の間、企業へウィルス撃退サービスを無償で提供しました。

何の日

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