上質を知るオトナのPC――「H170FD-MINI」コラボモデル徹底レビュー読者限定でさらに3000円オフ!(2/3 ページ)

» 2016年06月27日 18時45分 公開

最新世代のスマートな基本システム

 基本システムには、Intel最新の第6世代Coreプロセッサーを採用している。最上位のCore i7-6700Kや省電力モデルを含む9種類の選択肢の中から選択できる。

 標準のマザーボードは、Intel H170 Expressチップセットを搭載したMSIの「MSI H170I PRO AC」を採用。オーバークロック(OC)機能はないが、定格動作には必要十分な品質と機能を持つスタンダードなモデルだ。BTOでは、よりハイパフォーマンス志向のユーザー向けに同じくMSIの「Z170I GAMING PRO AC」も選択肢として用意されている。いずれを選んだ場合でも、1000BASE-T対応有線LAN機能に加えて、IEEE802.11a/b/g/n/ac対応無線LAN機能、Bluetooth v4.2機能が搭載される。

 標準のグラフィックスカードは、NVIDIAの定番ミドルレンジGPUであるGeForce GTX 960(4GB)を搭載したASUSTeKの「STRIX-GTX960-DC2OC-4GD5」が指定されている。これまたユーザーニーズを汲み取る感性とこだわりを感じる選択だ。

 高品質デジタル電源回路DIGI+VRMの実装に加えて、直接接触式ヒートパイプ(DIRECT CU)を採用した強力なGPUクーラーを搭載したオリジナル設計により、GeForce GTX 960のオーバークロック動作と準ファンレスの静音運用を両立している。ファンが動作するのはGPUが高温になった時に限られるため、静音性は非常に高い。

 BTOでは、ハイエンドからローエンドまで非常に多くのグラフィックスカードを選択でき、MSIのGAMING、ASUSTeKのSTRIXといったように、ブランドまで指定することができる。また、AMDのFire ProシリーズやNVIDIAのQuadroシリーズなど、クリエイティブやエンジニアリングのプロユースのGPUを搭載したカードも選べるのもサイコムならではだろう。

評価機は、CPUに第6世代Coreプロセッサー搭載のCore i7-6700K、メモリ8GB、データストレージはSSDとHDDのデュアル構成だった

メモリは最大32GBまで、SSD/HDDデュアル搭載も可能

 ほかのパーツもBTOシステムで柔軟な構成が可能だ。メモリはPC4-17000 DIMMを採用しており、容量は8GB(4GB×2)、16GB(8GB×2)、32GB(16GB×2)まで選べる。信頼性に定評のあるCorsairの「VENGEANCE LPX(PC4-17000 DIMM)」を指定することも可能だ。

 データストレージは3.5インチHDDと2.5インチSSDを2台まで組み合わせられる。いずれもただ容量が選べるだけでなく、ブランド/型番まで詳細に指定できる。なお、PCケースに5インチベイはないため、光学ドライブは非搭載。BTOではUSBで外付けするDVDスーパーマルチドライブを同時注文できる。

 OSは標準では付属せず、オプションとなっている。Windows 10、Windows 10 Pro、Windows 8.1、Windows 8.1 Pro、Windows 7 Professional(SP1)と5種類のDSP版(いずれも64bit版)が選択肢として用意されている。現在、Windows 10 Proを選ぶと200本限定でセルシスの「CLIP STUDIO PAINT DEBUT」が無料でバンドルされる特典がついている。同ソフトの上位グレードはプロのクリエイターにも愛用されている本格派のペイントソフトだ。興味がある方にはかなりお得な特典といえるだろう。

ドライブベイは、マザーボード固定板の裏にあり、右側面パネルを外せばアクセスできる。評価機は240GBのSSD(Crucial BX200)と500GBのHDD(Seagate ST500DM002)を搭載している

独自のサポート特典に注目

 Premium-Lineブランドの特徴である独自のサポート特典も見逃せない。まず、保証期間は標準で2年間(有償で1年延長可能)が付帯される。そして、この期間中は内部のクリーニング、CPUグリスの塗り直し、BIOS/UEFIやドライバの更新、動作チェックといった内容のオーバーホールサービスが1回無償で受けられる(2回目以降も有償で対応)。

 特筆できるのが、アップグレードサービスだ。内部パーツの交換や増設をしたい時に、購入相談の受け付けやセンドバックによる取り付けや交換サービスを利用できる。パーツ交換の際には不要になるパーツの下取りもしてくれるため、最小限のリーズナブルな価格で、相性問題などのリスクもなしに、最新の性能や機能を手に入れることができるわけだ。

 仮にこうしたことを自分で行うとすれば、ハードウェアの基本的な知識が必要なだけでなく、PCパーツ市場の動向についての情報収集を行なうなどの作業が必要になる。実際にやってみて、パーツの干渉や相性問題などが発生する可能性もあるので、PC DIYが趣味でないとなかなか難しい。こうした手間やリスクなしに、アップグレードができるのは大きな魅力だろう。


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