ベンチマークテストで性能をチェックしよう。評価機の構成は、CPUがCore i7-6700K、メモリが16GB(PC3-17000 8GB×2)、グラフィックスカードがGeForce GTX 960(4GB)、メインストレージが256GB SSD(Serial ATA 6Gb/s)、OSがWindows 10 Pro(64bit)という内容だ。
CINEBENCHのCPUスコアは882。CPUのポテンシャルはしっかり発揮できている。このスコアは、同世代のモバイルノートPCの3倍前後に相当する。3D描画性能も優秀だ。3DMark/FireStrikeのスコアは6921だった。フルHD解像度であれば、一通りのゲームを楽しめるスコアだろう。FINAL FANTASY XIV:蒼天のイシュガルドベンチマークでもDirectX 11モードの高画質設定で快適にプレイできるスコアをマークしている。もちろん、グラフィックスカードの選択次第でさらに強化することも可能だ。
静音性は非常に優秀だ。本体を近い位置(50〜60cm)に設置して使っていても、アイドル時や低負荷時は、意識すれば動作音が分かる程度。しばらく高負荷をかけてもあまり変わらない。これだけの高性能と静音性を両立できるのは、こだわりの組み合わせのなせる技だろう。
前面正面15cmの距離からの測定(室温26度、暗騒音:29.7dB) | |
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アイドル時: | 31.7dB |
低負荷時: | 31.9dB |
高負荷時(3DMark): | 33.8dB |
高負荷時(CINEBENCH): | 32.6dB |
Mini-ITXフォームファクターを採用したコンパクトなボディは机の上に置いても圧迫感が少なく、扱いやすい。最新の基本システムを採用しており、高性能なグラフィックスカードも搭載できるためパフォーマンスも申し分ない。それでいて、高いレベルの静音性も実現している。
サイコムのWebサイトでの標準構成は総額(税込、送料込)で12万6650円だ。BTOで評価機と同等の構成を見積もると、OSなしで総額16万780円、Windowsb 10 Pro(64bit)込みで18万4150円だ。内容を考えれば、決して高価すぎるということはない。
また、今回はサイコムの協力により、7月31日までのPC USER読者限定キャンペーンとして、Core i5-6500を中心とした以下の構成を、送料無料+3000円の特別割引を適用した14万6580円(税込み)で購入できる。ここから評価機と同じCore i7-6700Kや650W電源に変更しても17万2010円と非常にお得だ。
構成表 | |
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CPU: | Core i5-6500 |
マザーボード: | MSI H170I PRO AC |
メモリ: | 16GB(8GB PC-17000×2) |
ストレージ: | Crucial製240GB SSD+東芝製500GB HDD |
グラフィックス: | ASUS製STRIX-GTX960-DC2OC-4GD5 |
電源ユニット: | Fractal Design Edison M 550W |
OS: | 64Bit版Windows10 Home |
価格: | 14万6580円(税込み) |
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