“GTX 1080”搭載ゲーミングPC「GALLERIA XG」のパフォーマンスは?:話題のVRも存分に楽しめる(2/3 ページ)

» 2016年07月07日 21時00分 公開

 次に、本モデル最大の売りとなるGeForce GTX 1080搭載のグラフィックスカードについて紹介したい。GeForce GTX 1080は2016年5月にNVIDIAが発表した最新GPUだ。DirectX 12に対応し、GPUの実効性能を高める形で刷新されたPascalアーキテクチャが採用されている。これまでのMaxwellアーキテクチャである「GeForce GTX 980」のSLI構成よりも、そしてMaxwellの最上位モデルである「GeForce GTX TITAN X」よりも高速になっている。それだけでなく、電力効率も改善されているのが特徴だ。

 本体内部を見ると分かるが、GeForce GTX 1080搭載のグラフィックスカードではハイエンドモデルでありながら、補助電源ピンが8ピン1本のみとなっている。このことからも省エネ化が進んでいることが分かる。評価機のGALLERIA XGに搭載されていたのは、MSI製の「GEFORCE GTX 1080 FOUNDERS EDITION」だった。GPUベースクロックは1607MHzでGPU向けに開発された新型メモリ「GDDR5X」を8GB搭載している。現時点では最もゲーミングPCに適したGPUだろう。

「GALLERIA XG」 「GEFORCE GTX 1080 FOUNDERS EDITION」

 GPU側にはデュアルリンク対応のDVI-D×1、DisplayPort×3、HDMI×1が用意されている。この3系統は同時出力が可能で、4Kなどの高解像度モニターに対応するだけでなく、外部ディスプレイを3枚接続して、3画面表示の大画面を構築することも可能だ。

「GALLERIA XG」「GALLERIA XG」 本体前面(写真=左)と背面(写真=右)
「GALLERIA XG」 GPU-Zで詳細を表示させたGeForce GTX 1080。リファレンスデザインを採用した「Founders Edition」であるためGPUベースクロックは1607MHzと標準準拠になっている

 マザーボードはASUSTeK製の「H170-PRO」(チップセットはIntel H170)となっている。H170-PROはATX規格に対応したマザーボードであるため、拡張スロットはPCI Express(3.0)x16×2本、PCI Express x1×2本、PCI×2本と高い拡張性を持つ。ストレージ周りもSerial ATA 6Gb/s×6、SATA Express×1、M.2×1が用意されており、高速SSDを搭載することが可能。今回の評価機では、システムストレージはcrucial製の「BX200 CT480BX200SSD1」が使われている。ここも標準のGALLERIA XGとは異なる部分だ。Serial ATA 6Gb/s接続モデルで容量480GBとSSDモデルとしては比較的余裕がある。

 評価機のモデルではデータ用のストレージも搭載されている。モデルはSeagate製のST2000DM001で容量は2TBだ。データ容量の多いゲームでも十分に対応することができる。もちろんこちらもBTOメニューから容量を変更することが可能だ。このほか、光学ドライブにはLG製のDVDマルチドライブ「GH24NSD1」が搭載されている。

「GALLERIA XG」 システムストレージとしてcrucial製SSD「BX200 CT480BX200SSD1」

メンテナンスしやすいタワー型PC

 一通りスペックについて触れたところで、本体ケースについても紹介しておきたい。GALLERIA XGで使用されているのは「ガレリア専用 KTケース」という大型サイズのもの。前述したように本体サイズが207(幅)×450.2(高さ)×520.7(奥行き)mmあり、今回のGeForce GTX 1080搭載グラフィックスカードのような奥行きのあるパーツでも余裕で収納できる拡張性を重視した仕様だ。フロントベイは5インチベイ×5でそのうち一つは光学ドライブ用。さらに一つは3.5インチベイと共用できる仕組みとなっている。

 大型のタワーモデルと言うこともあり、シャドウベイは3.5インチサイズ×5個と十分な拡張性を持つ。サイドパネルは左右ともに手回しネジで固定されており、簡単に取り外すことができる。内部は写真の通り非常に余裕のある作りとなっている。ストレージはプラスチック製のマウンタで固定される方式だ。3.5インチサイズのものはスクリューレスで固定が可能。2.5インチサイズにも標準で対応できる仕組みで、2.5インチサイズのSSDを固定する場合はマウンタの下からネジで固定する仕組みとなっている。

「GALLERIA XG」 写真をクリックで内部を見る

 左右のサイドパネルを開けることで、ストレージ交換を簡単に行えるのはとても便利だ。ケースファンは12cm角のものが最大で6個取り付け可能。レビュー機ではフロントとリア、トップの3箇所に取り付けられており冷却性能も非常に高い。トップファン部分に簡易水冷ユニットなどを搭載できるスペース的な余裕もある。ファンの構成はBTOメニューから選択することも可能だ。ファンの回転速度の速いものや見た目が目立つLED付きのものにすることも可能だ。

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