いつでもWindows 10に無償アップグレードできる環境を構築する――バックアップ編7月29日を乗り越えろ(2/3 ページ)

» 2016年07月20日 12時37分 公開
[瓜生聖ITmedia]

バックアップツール「Macrium Reflect Free」の導入と1回目のバックアップ

 今回のバックアップ/リストアにはフリーのバックアップツール「Macrium Reflect Free」を使用する。WindowsのVSS(ボリューム・シャドウ・コピー・サービス)に対応しており、Windowsを実行したままイメージバックアップが取得できる。フリー版とはいえ、非常に高機能なソフトウェアだ。

 Paramount Spftware UK Limitedのサイトからダウンロードし、対象となる機器にインストールする。初回起動時にレスキューメディア(リストアツール)を作成するか聞かれるのでCD/DVD用ISOファイルを作成しておこう。

Macrium Reflect FreeはMacrium社のサイトから無償でダウンロードできる

ダウンロードファイルをダブルクリックするとダウンローダーが起動する。「Select Installation Package」で「Free/Trial software」「Free」が選択されていることを確認して「Download」をクリック

リストアツールはWindows PEコンポーネントを使用するため、Microsoftから168MBほどのファイルをダウンロードする

インストールは基本的には「Next」を押していけばよい。フリー版の利用であればRegistrationは不要

起動時にもメールアドレスの登録を勧めてくるが「Do not remind me」をクリックでも問題ない

Macrium Reflect Freeの初回起動時には「レスキューメディアが未作成だが、作成するか」とたずねてくるので「Yes」をクリック

レスキューメディアウィザードが起動。レスキューメディアではバックアップからの復元などが可能。「Change PE Version」をクリックするとベースとなるWindows PEのバージョンを変更できる

選択可能なWindows PEは3.1/4.0/5.0/10.0の4種類。それぞれWindows7/8/8.1/10をベースにしている。通常は3.1で問題ない

基本的にはデフォルト値のまま「Next」を押していけばよい。最終的に作成するメディアはISOイメージファイルにしておく

イメージバックアップを取っておく

 レスキューメディア(ISOイメージファイル)の作成が完了したら、現在の状態でイメージバックアップを取っておこう。今回は以下のタイミングでバックアップを取得する。

  • 1、Windows 10にアップグレードする前のWindows7/8.1

 なんらかの事情により、Windows10のアップグレードがうまくいかず、既存環境まで壊れてしまった場合のためのバックアップ。

  • 2、Windows10にアップグレードした直後

 Windows 10にアップグレードした後、なんらかの事情で1のイメージを用いてWindows 7/8.1にダウングレードしたものの、再度2016年7月29日以降にアップグレードするためのバックアップ。

  • 3、Windows 10からWindows 7/8.1にダウングレードした直後

 今後しばらくはこの状態で利用することになるため、初期状態としてバックアップする。

Macrium Reflectを起動したところ。ディスクが選択されていることを確認して「Image this disk」をクリック

保存先にはASUSTOR NASの共有フォルダを指定

ワンショットでのバックアップなので、バックアップスケジュールの設定は不要

内容を確認し、「Finish」をクリック

バックアップをすぐに実行する(「Run this backup now」)にチェックが入っていることを確認して「OK」をクリック。「設定保存して再利用できるようにする(Save backup and schedules as an XML Backup Definition File)」は不要

バックアップが開始される。VSS(ボリューム・シャドウ・コピー・システム)を利用しているため、バックアップ中の作業も可能

バックアップ完了。テスト環境では50GBほど使用している、300GBディスクのバックアップに19分弱かかっている

 バックアップが完了したらWindows 10へのアップグレードを行おう。アップグレードが完了したら再度Macrium Reflectでイメージバックを取得する。前回とは異なるディレクトリ、もしくはファイル名で保存する。

バックアップが完了したらWindows 10にアップグレードする

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2026年03月12日 更新
  1. 10万円切りMacが17年ぶりに復活! 実機を試して分かったAppleが仕掛ける「MacBook Neo」の実力 (2026年03月10日)
  2. 「MacBook Neo」を試して分かった10万円切りの衝撃! ただの“安いMac”ではなく絶妙な引き算で生まれた1台 (2026年03月10日)
  3. きょう発売の「MacBook Neo」、もうAmazonで割安に (2026年03月11日)
  4. 新型「MacBook Air」はM5搭載で何が変わった? 同じM5の「14インチMacBook Pro」と比べて分かったこと (2026年03月10日)
  5. セールで買った日本HPの約990gノートPC「Pavilion Aero 13-bg」が想像以上に良かったので紹介したい (2026年03月11日)
  6. リュック1つで展示会セミナーの音響セット構築レポ 現場で得た“2.4GHz帯混信地獄”を生き抜く教訓 (2026年03月11日)
  7. 最新Core Ultra X7 358Hの破壊力! 16型OLED搭載で内蔵GPUがディスクリート超え!? Copilot+ PC「Acer Swift 16 AI」レビュー (2026年03月10日)
  8. 12機能を凝縮したモニタースタンド型の「Anker 675 USB-C ドッキングステーション」が27%オフの2万3990円に (2026年03月11日)
  9. 出張や通勤で荷物が増えても安心な「ミレー ビジネスリュック EXP NX 20+」が27%オフの1万3865円に (2026年03月10日)
  10. 「iPhone 17e」実機レビュー! 9万9800円で256GB&MagSafe対応 ベーシックモデルの魅力と割り切り (2026年03月09日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー

2026年