先々週に登場したPLEXTORのNVMe M.2 SSD「M8PeG-08」シリーズは、一部の容量帯が再入荷されたものの、いまだ入手困難な状況が続いている。そんな中で先週、PatriotからもNVMe M.2 SSD「Hellfire M.2」が売り出された。480GBモデルが税込み3万円前後、240GBモデルが1万6000円前後だ。
Hellfire M.2はヒートシンクのないType 2280サイズ(22mm幅×80mm長)のSSDで、480GBモデルのシーケンシャル速度はリード2500MB/秒、ライト600MB/秒。ラインアップとして960GBモデルも用意されてる。
入荷したTSUKUMO eX.は「SamsungとPLEXTORに続く第三のメーカーですね。一気に選択肢が増えたことで、NVMe M.2 SSD全体の売れ行きも上がっています。やっぱり注目している人が多いですから」と話していた。
なお、先週はPCI Express x4スロットに接続するM.2ソケットカード「ECM21」がシルバーストーンから登場している。税込み価格は3200円前後だ。Type 2280〜2230のM.2 SSDが1基させる作りのカードで、SSDとしてはNVMeでもAHCIでも対応できる。
パソコンSHOPアークは「PCIeタイプのM.2ソケット環境がない人でも、これでフルスペックが味わえるようになります。ロープロファイル対応なので小型ケースにも向いていますよ」とプッシュしていた。M.2 SSDを取り巻く環境は着実に充実してきている。
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