Googleの軽量VR HMD「Daydream View」は79ドル、メガネ対応

» 2016年10月05日 14時42分 公開
[ITmedia]

 米Googleは10月4日(現地時間)、同社が開催した「Made by Google」イベントで、VR HMD(ヴァーチャルリアリティヘッドマウントディスプレイ)「Daydream View」を発表した。米国での販売価格は79ドルで、11月より順次販売を開始する。

Daydream View

動画が取得できませんでした

 Daydream Viewは、「Google I/O」の基調講演で発表されたVRプラットフォーム「Daydream」に対応し、Gear VRのようにスマートフォン(最初の対応デバイスはPixel)を装着して使うタイプの低価格HMD。デベロッパはAndroidアプリとしてDaydreamアプリを開発できる。

Daydream ViewにPixelを装着すれば、Daydream対応のゲームやVR映像をすぐに楽しめる

 外装は通気性があるジャージ素材で、眼鏡をかけたままでも装着できるほか、顔パッドは手洗いも可能だ。本体サイズは106.2(幅)×166.8(奥行き)×98.6(高さ)mm、重量は約220g。Gear VRの約318gよりも98g軽い。カラーバリエーションは、Slate、Snow、Crimsonの3色。Slateが先行して発売され、他の2色は年内に追加される予定。

Daydream対応スマートフォンをヘッドセットに挟んで装着する

着脱できる顔パッドは手洗いが可能

カラーバリエーションはSlate、Snow、Crimsonの3色

 また、ヘッドセットのほか、9軸IMUセンサーを内蔵するコントローラーが付属し、直感的に操作できる。こちらのサイズは35(幅)×105(奥行き)×17(高さ)mm、重量は約40g。接続はBluetooth。最長12時間の駆動が可能な220mAhバッテリーを内蔵し、USB Type-Cポート経由での急速充電に対応する。

9軸IMUセンサーを内蔵するモーションコントローラーを付属。バットを振る、スペースシップを操縦する、釣り竿を振るといった動作を直感的に行えるという

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2024年04月25日 更新
  1. ワコムが有機ELペンタブレットをついに投入! 「Wacom Movink 13」は約420gの軽量モデルだ (2024年04月24日)
  2. 16.3型の折りたたみノートPC「Thinkpad X1 Fold」は“大画面タブレット”として大きな価値あり (2024年04月24日)
  3. 「IBMはテクノロジーカンパニーだ」 日本IBMが5つの「価値共創領域」にこだわるワケ (2024年04月23日)
  4. 「社長室と役員室はなくしました」 価値共創領域に挑戦する日本IBM 山口社長のこだわり (2024年04月24日)
  5. Googleが「Google for Education GIGA スクールパッケージ」を発表 GIGAスクール用Chromebookの「新規採用」と「継続」を両にらみ (2024年04月23日)
  6. バッファロー開発陣に聞く「Wi-Fi 7」にいち早く対応したメリット 決め手は異なる周波数を束ねる「MLO」【前編】 (2024年04月22日)
  7. ロジクール、“プロ仕様”をうたった60%レイアウト採用ワイヤレスゲーミングキーボード (2024年04月24日)
  8. あなたのPCのWindows 10/11の「ライセンス」はどうなっている? 調べる方法をチェック! (2023年10月20日)
  9. ゼロからの画像生成も可能に――アドビが生成AI機能を強化した「Photoshop」のβ版を公開 (2024年04月23日)
  10. MetaがMR/VRヘッドセット界の“Android”を目指す 「Quest」シリーズのOSを他社に開放、ASUSやLenovoが独自の新ハードを開発中 (2024年04月23日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー