プレゼン戦国時代を勝ち残るために――新世代ポインタ「Spotlight」がすごいわーすごーい、キミはプレゼンが得意なポインタなんだね!(4/4 ページ)

» 2017年04月10日 14時00分 公開
[瓜生聖ITmedia]
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スマートなプレゼンテーションツール

 Spotlightは気品のあるゴールド、スレート、シルバーの3色のカラーバリエーションで展開されている。緩やかな曲面、電源ボタンすらない、ボタンを極力減らしたデザインは非常にエレガントな仕上がりだ。

 広いカンファレンス会場では目立つサイズではないものの、発売されたばかりの製品ということもあり、今はまだ実際にSpotlightを使ったプレゼンテーションを目にした人は少ないだろう。そのとき、スクリーンの強調表示に驚いてプレゼンターの手元を見る聴衆は少なくないはずだ。洗練された美しい最新機器をスマートに扱う姿もまた、プレゼンの演出の1つと言える。

 その一方で、専用ソフトウェアのLogicool Presentationは洗練されていない印象はある。メイン画面はアクティブでなくなった瞬間に終了してしまうが、メイン画面から設定アイコンをクリックして開く詳細設定画面は「×」をクリックして閉じる。また、詳細設定画面を開くと同時にメイン画面が消えてしまう。

 つまり、メイン画面と詳細設定画面はネストした関係ではなく、メイン画面から詳細設定画面が起動できる(そしてそれと同時にメイン画面は終了する)という分かりにくい関係にある。「次へ」ボタンの設定画面のタイトルが「進む」となっていたり、「Logicool Presentation」と「SPOTLIGHT」という名称が混在していたりと、用語が統一されていないのも気になった。

 それから、以前からESETのセキュリティソフトはロジクールのマウス・キーボード設定ツール「Logicool Options」をウイルスと誤検出していたが、このLogicool Presentationも同様にウイルスと検出してしまうようだ(原稿執筆時点)。個人用途ならともかく、企業用途では管理者権限がないユーザーではどうしようもなくなってしまう可能性もある。企業としてぜひ、解決に向けて働きかけをしてもらいたいところだ。

 もっとも、一部に不満があるとはいえ、プレゼンテーションの場においてそれらが問題になることはないはずだ(スクリーンにESETの警告が出ると目も当てられないが)。直販サイトで1万3910円(税込)という価格は、レーザーポインタの代替としてはやや高いが、その効果はレーザーポインタよりもはるかに大きい。プレゼンスキルの価値を知る人にこそ、注目してほしい製品だ。

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