13型で世界最小クラス、Core i7搭載でファンレス仕様――ファーウェイ初のクラムシェルノート「HUAWEI MateBook X」

» 2017年07月04日 18時53分 公開
[ITmedia]

 ファーウェイから、同社初のクラムシェル型ノートPC「HUAWEI MateBook X」が登場した。市場想定価格は14万4800円(税別)から。7月7日に発売する。

HUAWEI MateBook X

 スマホメーカーならではの高密度実装技術を生かしたコンパクトボディーが特徴。13型液晶を搭載しながら本体サイズは約286(幅)×211(奥行き)×12.5(高さ)mmと、A4用紙より小さいフットプリントを実現した。また、第7世代Core i7/5を搭載しながらファンレス仕様となっている。

メタルボディーにサンドブラスト処理を施した外装は高級感がある。ダイヤモンドカットされたエッジは外光を反射してキラリと光るだけでなく、持ったときに手に当たる感触が心地よい。13型ながら狭額縁液晶により非常にコンパクトだ

TDP 15ワットの第7世代Coreプロセッサーを搭載しながらファンレス仕様。スマホで同社がスペースクーリングテクノロジーと呼ぶ独自技術が使われている

 ベゼル幅が約4.4mmの狭額縁液晶ディスプレイは、解像度が2160×1440ピクセル(アスペクト比3:2)、色域はsRGBカバー率100%をうたう。さらにノートPCで世界で初めてDOLBY ATMOSに対応しているのも目を引く。このサウンドシステムはソフトウェアチューニングだけでなく、ハードウェア設計からドルビーと共同開発し、大音量で臨場感の高いサウンドを楽しめるという。ドルビー・ジャパンの大沢社長は「共同開発により今までにない音質を実現した。ノートPCがまるでオーディオ機器のような音を聴かせてくれる」と自信を見せる。

キーボード奥にドルビーと共同開発したDOLBY ATMOSサウンドシステムを内蔵

広色域液晶とあわせて臨場感のある視聴体験を楽しめる

 キーボードはキーピッチ約19.2mm、キーストローク1.2mm。防滴仕様でバックライトも内蔵する。このほか、電源ボタンと一体化した指紋認証センサーなど、スマホメーカーならではのギミックも備える。

キーボードと電源ボタンを兼ねた指紋認証センサー。電源ボタンを押すだけで指紋を登録したアカウントでスムーズにログインできる

 インタフェースはUSB Type-C×2とヘッドフォン入力。液晶上部に約100万画素のWebカメラを搭載するほか、ネットワーク機能としてIEEE802.11ac/ab/g/n対応無線LANを内蔵する。また、別売オプションとしてHDMI、アナログRGB、USB-A、USB-Cポートをまとめた「MateDock 2」も用意。バッテリー駆動時間は約10時間だ。

オプション(税別7300円前後)の「MateDock 2」を用意。HDMIやアナログRGB、USB-AとUSB-Cを拡張可能

 ラインアップと価格は、Core i5と256GB SSDを搭載する下位モデルが14万4800円、Core i7と512GB SSDを搭載する上位モデルが17万3800円(ともに税別)。カラーバリエーションはプレステージゴールド、ローズゴールド、スペースグレーの3色(プレステージゴールドは最上位モデルのみ)。

カラーバリエーションは写真のプレステージゴールドとローズゴールドにスペースグレーを加えた3色展開

 2016年にタブレットのMateBookでPC市場に参入したファーウェイだが、同社プロダクトソリューション統括部の楊勇(ヤン・ヨン)本部長は、「タブレット市場の傾向に逆行して着実にシェアを伸ばし、日本でも市場シェア22.85%(2017年1月〜5月/BCN調べ)を獲得するなど着実に地位を固めつつある」とアピール。従来のノートPCが縮小傾向にあるのは、「価格競争でイノベーションが失われた結果だ」と指摘し、研究開発に多額を投じているファーウェイが「高い技術とイノベーションでPC市場に新しい価値を提供していく」と力強く語った。

ファーウェイ・ジャパン プロダクトソリューション統括部の楊勇(ヤン・ヨン)本部長とゲストとして登壇した乙葉さん。自宅で実際にMateBook Xを使ったという乙葉さんは「画面の中に入ってしまったような音のすごさに驚きました」とコメントしていた

MateBook Xのラインアップと価格。Office Home & Business Premium プラス Office 365サービスを付属するモデルがそれぞれ+2万9000円で用意される

同日発表された12型タブレット「MateBook X」。今回からキーボードカバーが付属品になり標準で2in1 PCとして利用できるようになった

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2026年02月13日 更新
  1. 6500円でデスクに新風! Thermalrightの小型液晶がヒット、背景にメモリ高騰? (2026年02月09日)
  2. ワコムが安い? 驚きの2025年を振り返り メモリ高騰におびえる2026年の「自作PC冬眠」と「次世代CPU」への期待 (2026年02月12日)
  3. キンタロー。も驚くほぼ「入力ゼロ」の“次世代”確定申告 2026年の弥生は3つのAI活用とデスクトップ製品強化を両輪に (2026年02月12日)
  4. 新ARグラス「XREAL 1S」を試す 解像度と輝度が向上、BOSEサウンドで没入感アップ “3D変換”も大きな魅力 (2026年02月10日)
  5. 元Appleのジョナサン・アイブが手掛けるフェラーリ初EVの内装デザイン公開 物理ボタンとデジタルの融合 (2026年02月10日)
  6. マウス社長が3日間“フル参戦”した理由とは? 大阪・梅田のど真ん中で起きた“eスポーツ×地域振興”の化学反応 (2026年02月11日)
  7. アイ・オー、拡張ドック機能を備えたType-C接続対応の27型4K液晶ディスプレイ (2026年02月12日)
  8. ASRock、“CPU起動トラブルを解決”するSocket AM5マザー用のβ版BIOSを公開 (2026年02月10日)
  9. 「雲」から降りてきたAIは「パーソナル」な存在になれるのか――開催から1カ月経過した「CES 2026」を振り返る (2026年02月12日)
  10. 手のひらサイズの小型PCがお得に! GEEKOMが「冬セール」を開催中 (2026年02月12日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー

2026年