スピーカーごとクルクル巻けるBluetoothキーボードを試してみたなんだか“巻きずしみたい”なヤツを試してみよう(1/2 ページ)

» 2017年07月07日 06時00分 公開
[山口真弘ITmedia]

 「Rolly Keyboard」という名の、くるくる巻き取ってスティック状になるユニークなBluetoothキーボードがLG Electronicsから登場し、ちょっとした話題になったのは2015年のこと。初代は数字キーの列が省略された4列構成ゆえ使いづらさもあったが、翌2016年に登場した2代目モデルは5列構成となり使い勝手が向上し、さらに日本向けにキートップに「かな」を印字したモデル「Rolly Keyboard 2 KBB-710」も投入され人気を博した。

 今回、そのRolly Keyboard 2にスピーカーを追加したような新製品「Bluetooth接続 スピーカーごとクルクル巻けるキーボード(914757)」が、上海問屋から登場した。以前、Rolly Keyboard 2をレビューしたことがあったが、今回のモデルは見た目こそ似ているものの、メーカーも仕様も異なる無関係の製品だ。両者の比較を交えつつ、ざっと使ってみた結果を紹介したい。

Rolly Wireless Keyboard スティック状に折りたたんだ状態。サイズは290(長さ)×36(厚み)ミリと、以前紹介したモデル(LGのRolly Keyboard 2 KBB-710)の274(幅)×31.7(奥行き)×30.7(高さ)ミリよりひとまわり大きい。また重量は約300グラムと、約161グラム(電池込み)だった前回モデルの2倍近くになっている。そのぶん、スピーカーを内蔵し、スピーカーごと巻き取れるという特徴がある
Rolly Wireless Keyboard キーボードを広げたところ。巻き取る際の軸となる本体部にステレオスピーカーを搭載している。スピーカーの出力は2ワット+2ワット
Rolly Wireless Keyboard 製品パッケージ。LGのRolly Keyboard 2 KBB-710とそっくりのデザインだが、メーカー名の記載はない
Rolly Wireless Keyboard 販売元である上海問屋のバーコードが裏面に貼り付けられている。ちなみに、技適マークは本体とキーボードの接合面(後述)に貼り付けられている

【更新2017年7月11日13時30分 上海問屋とLG Electronicsの巻き取り式キーボードが無関係の製品であることを明記しました」

新たにスピーカーを搭載 バッテリーは充電式に

 Rolly Keyboard 2は、5列のキーを巻き取ることから、断面が五角形のスティック状になることが特徴だった。本製品もやはり5列のキーを巻き取って五角形となる構造を採用しており、折りたたむ方式も変わらない。

 大きな違いは2つ。1つは「軸」に相当する本体の両サイドにスピーカーを内蔵していることだ。接続先となるタブレットやPCからは、スピーカーとキーボード、それぞれ別のBluetoothデバイスとして認識されるため、個々にペアリングを実行しなくてはいけないのが少々面倒だが、見方を変えれば、不要なときはスピーカーの機能を完全にオフにできるわけで、利点にもなり得る。

 もう1つは、単四形乾電池を用いていたRolly Keyboard 2と異なり、充電方式のバッテリーを採用したことだ。本製品は、スピーカーを搭載した本体部とキーボード部が分離できる構造になっているのだが、本体背面のMicro USBポートから給電することにより、本体、そしてキーボードがそれぞれ充電される。

 バッテリー駆動時間については、3時間の充電で、キーボードを約18時間、スピーカーを約6時間利用できるとされている。一般的なBluetoothキーボードに比べるとかなり短いことは、注意した方がよいだろう。もっとも、外出先でバッテリーが切れたときの回避手段として、USBケーブルで充電しながらの利用にも対応するのは心強い。

Rolly Wireless Keyboard キーを1列ずつ巻き取ることによりスティック状にして持ち歩ける
Rolly Wireless Keyboard キーが5列あることから断面は五角形となる。スピーカーはこの面に配置される
Rolly Wireless Keyboard Rolly Keyboard 2は電池式だったが、本製品は背面のMicro USBポートからの充電で駆動する

 内蔵のスタンドを用いてタブレットを立てられるのはRolly Keyboard 2と同様だが、折りたたんだスタンドをヒンジで開くというシンプルなギミックではない。本製品の内蔵スタンドはボールジョイントによって底面から引き出した後、背面側に90度折り曲げて最適な角度に調整するという、特殊なギミックになっている。

 これはスタンドの自由度の高さを追求した結果というよりも、構造の関係でスタンドを背面に収納できないことから、やむなく収納先を底面へと変更し、そこから引き出した後に90度折り曲げるために、可動域が広いボールジョイントを採用したのだと考えられる。

 ボールジョイントを使うとなると心配になるのが根元部分の強度だが、ボールジョイントを備えたスタンドの部品、及びそれを本体に取り付けている部品はいずれも金属製なので、うっかりあらぬ方向に曲げようとして折れる危険性はまずない。ただし使ってみた限りでは、可動範囲の広さが災いして、接地性はあまりよろしくなく、左右のスタンドがピタリと接地するよう調節するのが少々面倒だ。

 本製品の重量は約310グラム。Rolly Keyboard 2は電池込みで約161グラムだったので、約2倍の重量ということになる。これはスピーカーを搭載していること、また前述のスタンド部分に金属パーツを使っていることが主要因とみられる。

Rolly Wireless Keyboard スタンドはボールジョイント構造になっており、底面から引き出した後、背面側に90度曲げる仕組み
Rolly Wireless Keyboard スタンドをセットした状態。溝の部分にタブレットやスマートフォンを立てかける
Rolly Wireless Keyboard 正面から見たところ。本体とキーボードは中央でのみつながっている
Rolly Wireless Keyboard 側面から見たところ。スタンドの引き出し方によっては、このように本体がピタリと接地できずに傾く
Rolly Wireless Keyboard スタンドに設けられた溝は実測で9ミリ程度。厚みのあるタブレットや、薄型であってもケースを装着したままのタブレットでは立てられない場合もしばしばだ
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