台湾Acerは8月30日(現地時間)、IFA 2017(独ベルリン)に先駆け、同会場で同社のゲーミングブランド「Predator」から、ゲーミングデスクトップPCの最新モデル「PREDATOR ORION 9000」を発表した。「Skylake-X」の最上位CPU、Core i9-7980XE Extreme Edition(18コア/36スレッド)や、グラフィックスカードにAMDの「Radeon RX Vega 64」を最大4枚、もしくはNVIDIAの「GeForce GTX 1080Ti」を最大2枚挿し(SLI接続)で採用しているのが特徴。発売日、価格は未定。
Vega 64を4枚、またはGTX1080Tiを2枚搭載することで、VRデバイスで想定される8K表示にも対応できるとしている。また、独自の液冷・空冷技術によって効率的に熱を逃がせるという。
メモリはDDR4で最大128GBまで対応。ストレージは4TB HDD×2もしくは3TB HDD×4、さらに512GBのM.2 NVMe SSD×2を最大で搭載できる。
筐体のサイズは701.86(幅)×299.73(奥行き)×643.13(高さ)mmで、重量は15kg。
また、Predatorブランドのモニター「PREDATOR X35」やマウス、ヘッドセットも合わせて発表した。
PREDATOR X35は21:9の35型ウルトラワイドディスプレイで、解像度は3440×1440ピクセル、ノングレアタイプのVA液晶となる。200Hz駆動と高リフレッシュレートを誇る。応答速度は4ms、コントラスト比は2500:1で、輝度は通常600cd/m2、ピーク時1000cd/m2となる。
映像入力はHDMI 2.0×1、DisplayPort 1.4×1を装備する。
PREDATOR X35も価格は未定ながら、発売時期は2018年のQ1を予定している。
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