Radeon RX Vega 64/56のオリファンモデルが続々登場!古田雄介のアキバPickUp!(1/4 ページ)

» 2017年12月25日 17時08分 公開

外排気のMSI「Radeon RX Vega 56 Air Boost 8G OC」は即枯渇

 先週、グラフィックスカードの新製品で目立っていたのは「Radeon RX Vega 64/56」を搭載したオリジナルクーラー搭載モデルだ。

 Vega 64搭載モデルは、3連ファンを搭載したSapphireの「NITRO+ RADEON RX VEGA 64 LIMITED EDITION」と、同じく3連ファンを採用したASUSTeK Computer(以下、ASUSTeK)の「ROG-STRIX-RXVEGA64-O8G-GAMING」が登場している。税込み価格は順に10万1000円前後と10万7000円前後だ。いずれもオーバークロック仕様で、3スロット占有の重量級。また、NITRO+〜のほうは補助電源が8ピン×3基となっている(ROG-STRIX〜は2基)。

Sapphire「NITRO+ RADEON RX VEGA 64 LIMITED EDITION」

 入荷数は各ショップでごく少数となるが、取材した金曜日時点で売り切れているショップは少なかった。パソコンSHOPアークは「リファレンスモデルのみだったGPUの登場時はマイニング人気が先行していましたが、オリジナルクーラーになると電力効率的にも別の目的で使われることが多くなるんじゃないかなと思います。結果、入手性はある程度高くなっているのかなと」と話していた。

ASUSTeK「ROG-STRIX-RXVEGA64-O8G-GAMING」

 一方で、MSIから登場したVega 56搭載のオリジナルクーラーモデル「Radeon RX Vega 56 Air Boost 8G OC」は、発売と同時に売り切れたというショップが多く、現在は入手困難な状況だ。外排気クーラーを採用しており、税込み価格は8万円前後だった。

 TSUKUMO eX.は「こちらは十中八九マイニング需要だと思います。価格や消費電力を考えて、56のほうがマイニング効率がいいと評判ですからね。本当は複数枚ほしいという人もけっこういるんじゃないかと思います」と話す。

MSI「Radeon RX Vega 56 Air Boost 8G OC」

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