ストレージ関連の新製品で目立っていたのは、ASRockのPCIe x16カード「ULTRA QUAD M.2 CARD」だ。M.2 SSD(PCIe)が4本接続できるアダプターで、税込み価格は1万3000円前後。
基板に対してM.2スロットが斜め45度にレイアウトされているのが目を引くが、これはPCIe端子に向けてできるだけ均等に短い配線でつなぐためという。Intel X299のVROC(Virtual RAID on CPU)環境やAMD X399プラットフォームではブータブルRAIDが構築できる。基板には6ピンの補助電源コネクタがある。
似た仕様の製品に2017年10月発売のASUSTeK「HYPER M.2 X16 CARD」(税込み6300円)があるが、こちらはX399には非対応で、同社のX299マザーのオプション製品という位置付けとなっている。
入荷したオリオスペックは「HYPER M.2 X16 CARDと同じく、コンシューマーの方に売れるんじゃないかと思います。企業さんはHighPointの『SSD7101A-1』(税込み5万円前後)が定番になっていますからね」と話していた。
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