Appleは7月12日、ノート型Mac「MacBook Pro」の新モデルを発表した。サイズは13型と15型の2種類を用意し、それぞれスペースグレーとシルバーのカラーバリエーションを用意する。同日から公式オンラインストアと一部のApple Storeで発売する。
2016年に発表した従来の15型MacBook Pro上位モデルが、4コアの第6世代Core i7とメモリ16GBであったのに対し、2018年の上位モデルでは6コア2.6GHz動作(最大4.3GHz)の第8世代Core i7、メモリ32GBを選択できるようになった。これにより、15型では従来より最大70%高速な処理が可能になったという。
また2018年モデルは全て、ディスプレイの色温度を最適に調整する「True Toneテクノロジー」に対応。デザインや編集、ウェブの閲覧などでより自然な視覚体験が得られるという。
iMac Proに搭載した、セキュリティ用の「Apple T2チップ」もMacBook Proに初採用。セキュアブートと、ストレージのオンザフライ暗号化への対応、「Hey, Siri」の呼び掛けによるSiriの起動が可能になった。
搭載するキーボードも、第3世代にアップデートした。「より静粛にタイピングできるように改良した」としている。
15型、13型いずれのモデルもTouch Barを搭載する。
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