Amazon Echoに対応したTP-LinkのWi-Fiルーター 音声操作で何ができる?山口真弘のスマートスピーカー暮らし(1/2 ページ)

» 2018年08月19日 11時30分 公開
[山口真弘ITmedia]

 スマートスピーカーを使って音声で操作できるのは、何も家電製品ばかりではない。最近はPC周辺機器でも、スマートスピーカーからの音声コマンドで、特定の操作ができる製品が登場しつつある。

 今回はその一つ、Amazonの音声アシスタント「Alexa」に対応した、TP-LinkのWi-Fiルーターを紹介しよう。ルーターは周辺機器類の中でも操作する機会が少なく、セットアップ以降は放置したままという人も少なくないはずだが、果たしてスマートスピーカーの「Amazon Echo」を使って、どのような操作ができるのだろうか。

TP-Link TP-Linkの「Archer A9」。IEEE 802.11ac規格のデュアルバンドWi-Fiルーターで、Amazonの音声アシスタント「Alexa」に対応しているのが特徴だ

専用スキルを組み込むだけで操作可能に

 TP-Linkが販売しているWi-Fiルーターの中には、Alexaに対応した製品が幾つかあり、今回紹介する「Archer A9」はその一つだ。ラインアップの位置付けではエントリーモデルだが、IEEE 802.11acに対応するデュアルバンドの製品で、家庭用としては十分すぎるほどのスペックだ。Amazon.co.jpでの販売価格も1万1800円(税込)と安い(販売はAmazon.co.jp限定)。

 本連載はスマートスピーカーの使いこなしがテーマなので、Archer A9のWi-Fiルーターとしてのレビューは行わず、音声操作に関連するポイントのみ取り上げる。

TP-Link 横から見たところ。平面置きはできず、立てて設置することを前提とした設計だ。壁掛けにも対応する
TP-Link ギガビットの有線ポートを4つ搭載。USBポートを側面も含めて2基搭載し、ストレージなども接続できる

 スマートスピーカーと組み合わせての利用には、「TP-Link クラウド」なるクラウド連携機能が、ルーターの側で有効になっている必要がある。その上で、スマートフォンのAlexaアプリで「TP-Linkルーター」スキルを有効化し、TP-Link クラウドと同じメールアドレスおよびパスワード(TP-Link ID)を入力して承認する。

 作業はこれだけで、後はAmazon Echoに向かって「Alexa、TP-Linkルーターを開いて」と声を掛けると、スキルが起動し、何を実行するか尋ねてくるので、具体的に指示すればよい。

TP-LinkTP-Link Alexaスキル「TP-Linkルーター」を有効化する(画像=左)。ルーター本体の「TP-Link クラウド」で用いているメールアドレスとパスワードで認証する(画像=右)
TP-Link リンク完了。スマートホームデバイスではないので、この後でデバイスの検出を実行する必要はない

具体的にどんな操作ができる?

 本スキルで可能な操作は、ゲストネットワークの有効・無効の切り替え、LEDの消灯・点灯、スリープモードのオン・オフなどだ。どう指示をすればよいか分からない場合は「ヘルプ」と声をかけると、どのような指示に対応しているかを読み上げてくれる。

TP-Link ゲストネットワークの設定画面
TP-Link スキルを開いた状態で「ゲストネットワークを有効にして」と指示すると、5GHz帯および2.4GHz帯それぞれにチェックが入って利用可能になる
TP-Link 本体のLED。設置場所によっては、夜間にまぶしいと感じることもあるだろう
TP-Link こうした場合、スキルを開いた状態で「LEDを消して」と指示すると消灯する

 レスポンスは比較的高速で、ほぼブランクなしに、ルーターの設定が書き換わる。例えて言うならば、スマートリモコンで家電製品のオン・オフの指示を出してから実際に家電製品が反応するまでのレスポンスと同等で、待たされてストレスになることはない。

 複数の機能が用意されているだけに、全ての音声コマンドを覚えるのは現実的ではなく、取りあえず「TP-Linkルーターを開いて」さえ覚えておけばよいだろう。これさえ忘れなければ、後はスキルの側が教えてくれるからだ。

 ちなみにバックグラウンドの動きとしては、Alexaからのコマンドが「TP-Link クラウド」に届き、そこからあらためてルーターに対して「TP-Link クラウド」経由でコマンドが送出されているとみられる。それ故にインターネット接続は不可欠で、オフラインにしている場合は対応できない。この辺りはほかのスマートホーム製品と同様だ。

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