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» 2018年12月27日 06時00分 公開

11型と12.9型で使い勝手はどう違う?:新型iPad Pro用「Smart Keyboard Folio」をガチで使い込んでみた (2/3)

[山口真弘,ITmedia]

画面の角度調整は2段階、膝の上に乗せてのキー入力も可能

 おおよその構造を見た上で、両モデルに共通する仕様について把握しておこう。

 新型iPad Pro本体との接続は、従来のSmart Keyboardと同様、独自規格であるSmart Connectorを使って行う。接続はマグネットによる吸着で、ワイヤレスのBluetoothと違って安定した信号のやり取りが可能になる。ペアリングなどの作業も不要で、充電も必要ない。

 また、従来はiPad Proの側面(長辺側)にあったSmart Connectorが、新型iPad Proでは背面へと移動しているため、マグネットでキーボードと吸着するのは「iPad Proの側面」ではなく「iPad Proの背面」へと変化している。実質的には、面と面とを貼り合わせる格好だ。

Smart Keyboard Folio 従来はiPad Proの側面にあったSmart Connectorが背面に移動している。この写真では分かりやすくするためiPadをひっくり返している
Smart Keyboard Folio こちらは10.5型iPad ProとSmart Keyboardで、Smart Connectorは側面にある

 カバーを展開した状態からの折りたたみ方も、以前とは全く異なっている。従来はiPad Proの画面の上にSmart Keyboard本体を二層にたたんで乗せる構造ゆえ、背面は素の状態だった。加えて、たたんだ状態では、完全な二層構造になっているのは全体の2/3ほどで、段差ができるいびつな外見だった。

Smart Keyboard 横から見ると分かるが、Smart Keyboardを折りたたむと段差が発生する

 これに対して今回の製品は、シンプルに新型iPad Proを表と裏から挟み込む構造ゆえに段差もなく、見るからにベーシックなカバーといった外見だ。一方で、折りたたみ方を変えることでスタンド状に変形させる前モデルのギミックは廃止されており、用途に応じて組み方を変えることはできなくなっている。シンプルに角度を2段階(約112度と約124度)に変えられるだけだ。

Smart Keyboard Folio 新型iPad ProにSmart Keyboard Folioを装着して開ききった状態
Smart Keyboard Folio 立て掛け方はシンプルで、まずは新型iPad Pro背面の下半分を持ち上げる
Smart Keyboard Folio 新型iPad Proをキーボード上に並ぶ溝にマグネットで吸着させるとキーボードが認識され、文字入力が可能になる。同じタイミングで、画面に表示されていたソフトウェアキーボードが非表示に切り替わる
Smart Keyboard Folio 側面から見たところ。これは角度をつけた状態(約124度)
Smart Keyboard Folio もうひとつの溝に装着するとやや直立した状態(約112度)になる
Smart Keyboard Folio カバーを閉じる時は、いったん完全に開いた状態に戻してから二つ折りにする
Smart Keyboard Folio 画面部分だけをカバーする構造だった従来モデル(写真=下)と異なり、本製品(写真=上)は表と裏から新型iPad Proを挟み込むベーシックな構造で段差も発生しない
Smart Keyboard Folio 従来モデルのように、カバーをたたんだ状態で立てることはできなくなった
Smart Keyboard Folio 従来モデルでApple Pencilを使う際に便利だった、本体をやや傾けたモードも本製品では利用できない

 なお、キーボードが新型iPad Proと接続状態にあると認識されるのは、iPadの下端が、本製品の溝にマグネットで吸着している間だけだ。それ以外だとキーは無効化されるので、キーボード面を背中側に折り返した状態でキーが指に触れても、誤入力されることはない。

 それゆえ、本製品を取り付けたまま両手でホールドしても、画面に勝手に文字が入力されてしまうことは起こりえない。握った状態では背面のキーに指が触れてしまうことに違和感はあるとはいえ、このあたりはさすがによく考えられていると感じる。

Smart Keyboard Folio キーボード面を新型iPad Proの背後に折り返した状態。カバーを外さずに手で持って使う場合はこの状態になる
Smart Keyboard Folio この状態ではキーが無効化されているので誤ってキーを押しても無反応だ

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