これぞ高根の花 「Xeon W」が使える20万円のROGマザーがデビュー(2/4 ページ)

» 2019年03月25日 18時07分 公開

Ryzen向けTUFマザー「TUF B450M-PRO GAMING」も順調デビュー

 ASUSTeKの新しいマザーボードとしては、B450チップセット搭載のmicro ATXモデル「TUF B450M-PRO GAMING」も順調な滑り出しをみせている。高耐久パーツを採用したTUFシリーズに属し、グラフィックスカードを保護する「SafeSlot」や、静電気からコネクターを保護する「ESDガード」を採用するなど、シリーズ共通の付加価値があるのがポイントだ。税込み価格は1万2000円強。

 2018年7月末に登場した「TUF B450M-PLUS GAMING」の改良版ともいえる仕様で、CPU周りの給電回路やサウンドチップが強化されている。パソコンSHOPアークは「安定人気のシリーズですし、普通にヒットしてくれると思います」と話していた。

ASUSTeK「TUF B450M-PRO GAMING」
ATXサイズのTUFマザー「TUF B450-PLUS GAMING」もRyzen向けマザーの人気上位にある。パソコン工房 秋葉原BUYMORE店で撮影

 好調の背景には、Ryzen自体の需要増があるとの声も聞く。TSUKUMO eX.は「第2世代Ryzenは月半ばに値下げしてからかなり順調に売れています。Intelに並びそうな勢いがありますね。評価が定まっているのと、やはりミドルレンジ以下のラインアップが潤沢にあるのがあるでしょうね」と話す。

 一方で、「むしろCore i7やi9の売れ行きがアップしてIntel人気がさらに高まっている感があります」(ドスパラ秋葉原本店)との声もあり、ショップによってトレンドはまちまちの様子。ただ、本来主流となるはずのIntelミドルレンジ以下が相変わらず品薄で、その需要が他に流れている構図はどこも共通している。

TSUKUMO eX.のRyzenとCore i価格表

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2024年03月29日 更新
  1. ミリ波レーダーで高度な検知を実現する「スマート人感センサーFP2」を試す 室内の転倒検出や睡眠モニターも実現 (2024年03月28日)
  2. Synology「BeeStation」は、“NASに興味があるけど未導入”な人に勧めたい 買い切り型で自分だけの4TBクラウドストレージを簡単に構築できる (2024年03月27日)
  3. ダイソーで330円の「手になじむワイヤレスマウス」を試す 名前通りの持ちやすさは“お値段以上”だが難点も (2024年03月27日)
  4. 「ThinkPad」2024年モデルは何が変わった? 見どころをチェック! (2024年03月26日)
  5. ダイソーで550円で売っている「充電式ワイヤレスマウス」が意外と優秀 平たいボディーは携帯性抜群! (2024年03月25日)
  6. 次期永続ライセンス版の「Microsoft Office 2024」が2024年後半提供開始/macOS Sonoma 14.4のアップグレードでJavaがクラッシュ (2024年03月24日)
  7. 日本HP、個人/法人向けノート「Envy」「HP EliteBook」「HP ZBook」にCore Ultra搭載の新モデルを一挙投入 (2024年03月28日)
  8. サンワ、Windows Helloに対応したUSB Type-C指紋認証センサー (2024年03月27日)
  9. あなたのPCのWindows 10/11の「ライセンス」はどうなっている? 調べる方法をチェック! (2023年10月20日)
  10. レノボ、Ryzen Threadripper PRO 7000 WXシリーズを搭載したタワー型ワークステーション (2024年03月27日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー