新PCは「グーチョキパー」 Acerが気になる新モデルを一挙に発表(1/2 ページ)

» 2020年06月24日 14時00分 公開
[井上翔ITmedia]

 Acerは6月23日(台湾時間)、YouTube上でオンラインイベント「next@acer 2020」を開催し、複数の新型PCを発表した。

 今回のイベントのテーマは「Rock、Scissors、 Paper(グーチョキパー)」。つまり新製品を「「じゃんけん」に模して披露するという趣向を取った。イベントの冒頭でジェイソン・チェンCEOの呼びかけで「どのような順番で紹介してほしいか?」というユーザーアンケートを取った所、「Paper(バー)」「Scissors(チョキ)」「Rock(グー)」という順番で紹介されることになった。この記事でも、その順番で新製品を紹介する。

 なお、このイベントに合わせて発表された新製品には、日本語の情報も用意されているが、日本市場への投入は未定だ。

じゃんけん next@acer 2020のテーマは「じゃんけん」だった
案内順 アンケートを取った結果、「Paper(バー)」「Scissors(チョキ)」「Rock(グー)」という順番で新製品が紹介されることに

Paper:薄型Chromebookと1kg切りモバイルノートが登場

 Paperのパートでは、新型のChromebook「Acer Chromebook Spin 713」と、薄型ノートPC「Swift 5」の新製品が披露された。

Acer Chromebook Spin 713

 Acer Chromebook Spin 713は、コンバーチブル2in1タイプの新型Chromebookだ。Intelが提唱する「Project Athena」にも準拠している。北米市場での想定販売価格は699ドル(約7万4000円)からで、7月から順次発売される。

 CPUは第10世代Coreプロセッサで、アスペクト比3:2の13.5型ディスプレイ(解像度は2256×1504ピクセル)を搭載している。無線通信はWi-Fi 6(IEEE 802.11ax)に対応し、本体の左右に1基ずつUSB 3.0 Type-C端子を備えている。ビジネス用途を意識して、フルサイズのHDMI出力端子やUSB 3.0 Type-A端子も搭載している。キーボードはバックライト付きだ。

 ボディーの厚みは約16.8mmで、MIL-STD-810G(MIL規格)に準拠した耐衝撃性能を確保している。重量は約1.37kgだ。

 なお、このモデルをベースとする大企業向けの「Acer Chromebook Enterprise Spin 713」も8月から順次発売する予定だ。

Acer Chromebook Spin 713 Acer Chromebook Spin 713

Swift 5

 Swift 5はクラムシェルタイプの軽量モバイルノートPCで、今回の新製品は「Intel Xeアーキテクチャ」に基づくGPUを内蔵する「次世代のIntel Coreプロセッサ」を搭載する。モデルによっては外部GPUとして「NVIDIA GeForce MX350」も追加可能で、それでも厚さは約14.95mm、重量は1kgを切るという。北米市場での想定販売価格は999.99ドル(約10万6000円)からで、10月から順次発売される。

 メインメモリはLPDDR4x規格で、最大16GBまで搭載できる。SSDはPCI Express接続で、最大容量は1TBとなる。ディスプレイはタッチ操作対応の14型フルHD(1920×1080ピクセル)液晶で、ボディーに対する占有率は約90%だ。

 ボディーカラーはミストグリーンとサファリゴールドの2つを用意している。

Swift 5 Swift 5

Scissors:クリエイター向け製品を披露

 Scissorsのパートでは、クリエイター向けブランド「ConceptD」の新製品が紹介された。

ConceptD 3 Ezel/ConceptD 3

 ConceptD 3 Ezelは、その名の通りイーゼル(画架)型のヒンジを持つコンバーチブルタイプの2in1ノートPCで、ConceptD 3は通常のクラムシェルタイプのノートPCだ。両者共に14型モデルと15.6型モデルが用意されている。北米市場での想定販売価格は、ConceptD 3 Ezelが1499.99ドル(約16万円)から、ConceptD 3が999.99ドルから。北米市場での発売予定時期は、ConceptD 3 Ezelが8月から、ConceptD 3が10月からとなっている。

 ディスプレイはサイズやモデルを問わずフルHDのIPS液晶で、sRGBの色域を100%カバーし、PANTONEによる認証を取得している。出荷時に補正も行っているという。

 CPUは第10世代Coreプロセッサで、外部GPUとしてGeForce GTX 1650 Tiを搭載する。GPUをQuadro T1000に変更した「Pro」モデルもある。メインメモリはDDR4規格で最大16GB、SSDはPCI Express接続で最大1TBを備える。

ConceptD 3 Ezel イーゼルヒンジを備える「ConceptD 3 Ezel」。14型モデル(左)と15.6型モデル(右)を用意する
ConceptD 3 クラムシェルタイプの「ConceptD 3」も、14型モデル(左)と15.6型モデル(右)を用意する

 ConceptDシリーズでは、その他にコンパクトデスクトップPC「ConceptD 100」や、クリエイター向けディスプレイ「ConceptD CP3」(WQHD/2560×1440ピクセル)、「ConceptD CP5」(4K/3840×2160ピクセル) も発表されている。

ConceptD 100
       1|2 次のページへ

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2026年06月27日 更新
  1. Apple製品が一斉値上げ、Mac Studioは9万円超も 主要モデルの新価格まとめ (2026年06月25日)
  2. 血管の健康状態も可視化! サブスク不要で「振動通知」を備えた意欲作のスマートリング「RingConn Gen 3」を試す (2026年06月25日)
  3. 手首の負担を減らす“逆チルト”が秀逸! Razer初の多機能エルゴキーボード「Pro Type Ergo」はオフィスの救世主に (2026年06月26日)
  4. Gemini搭載「Google Home スピーカー」は買いか? 6年ぶりの新モデルを試して分かった賢さと課題が見え隠れする“次世代機”の現在地 (2026年06月24日)
  5. 実売2000円台とコスパ最強だけど玄人向け? 断線や充電専用ケーブルも一目で判明するXYZA「USB-C CABLE CHECKER 2」の実力 (2026年06月26日)
  6. 8980円の「SwitchBot 屋外パンチルトカメラ5MP」を試す 約500万画素で人物追跡、有線LAN接続も (2026年06月24日)
  7. AM4の勢いは止まらない!? 熱伝導シート付属の「Ryzen 7 5800X3D 10th Anniversary Edition」が登場 (2026年06月27日)
  8. 間もなく登場するWindows 11次期アップデート「26H2」で何が変わる? 2027年に向けたUI進化と高速化 (2026年06月23日)
  9. ビックカメラがBTOデスクトップPCの販売を開始 (2026年06月26日)
  10. カジュアルゲーマーの最適解になる? 日本HPのゲーミングノートPC「HyperX OMEN 15」のIntelモデルを試す (2026年06月25日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー