パナソニックは9月15日、ワイヤレスプレゼンテーションシステム「PressIT」を発表、10月上旬から順次発売する。価格はオープンプライスだが、基本セットの想定価格は税別24万円前後の見込みだ。
このPressITは、送信機と受信機がセットになった基本セットがベースで、手元のPC、タブレットやスマートフォンに送信機(USB Type-C接続)を接続し、プロジェクターや大型TVなどに受信機(HDMIまたはUSB接続)をつなぐだけで、別途ソフトウェアの導入をすることなくワンタッチで画面転送を実現する。同社では、「フェイス・トゥ・フェイスでの打ち合わせや会議でのコミュニケーションの効率化をサポートする製品」をうたう。
送信機のボタンを押すことで、ディスプレイなどの電源が自動的に入る他、1台の受信機に最大32台の送信機を接続可能なため、多人数の会議や授業、グループワークなどにも、席の移動やケーブルの引き回しをすることなくスムーズな情報共有を実現する。
また、最大4分割表示に対応したマルチモードもボタンの長押しで切り替えられたり、講演や発表など参加者の画面が割り込めないように画面表示を独占できる「固定モード」も備えたりしている。
ストレスなく使えるように、フルHD(1920×1080ピクセル、最大60p)の映像再生に遅延やカクツキを抑えた映像伝送が行え、複数の人が触る送信機は抗菌仕様のケースを採用、セキュリティ対策も施されているという。
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