中国CHUWI(ツーウェイ) INNOVATIONは、10.8型の狭額縁ディスプレイを搭載する2in1ノートPC「MiniBook X」を発表した。販売価格は619ドル(約7万984円)で、公式Webサイトでは既に予約を受け付けており、1月25日までに出荷を始めるとしている。
タッチ操作に対応した狭額縁ディスプレイとパンチホール型Webカメラを採用し、ディスプレイの表示面積を確保しながら、本体サイズを小さく抑えた点が特徴だ。本体の外形寸法は約244(幅)×166.4(奥行き)×17.2(高さ)mmで、重量は約918gとなる。
ディスプレイは2560×1600ピクセル表示の10.8型液晶を採用する。MPP(Microsoft Pen Protocol)に対応しており、別売のスタイラスペンを使うことでペン入力も可能だ。ペン入力時は4096段階の筆圧を認識する。Webカメラはディスプレイの左上隅に位置しており、500万ピクセルの撮像素子を採用する。
ディスプレイだけでなく、キーボードの額縁も3mmまで狭めて、フルサイズのキーボードを搭載した点も特徴だ。1つ1つのキーキャップも、一般的なノートPCに近いサイズになっているという。
CPUはCeleron N5100(4コア、1.1GHz〜2.8GHz)で、メモリは12GB(LPDDR4X)、ストレージは512GB SSDを内蔵する。GPUはプロセッサ統合のIntel UHD Graphicsだ。外部との接続インタフェースはUSB Type-C×2のみとなる。無線通信機能はIEEE 802.11a/ac/b/g/nとBluetooth 4.2に対応する。OSはWindows 11 Proだ。
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