メカニカルキーボードの新型「ROG STRIX FLARE II ANIMATE」のライティングとアニメLEDに驚く(3/3 ページ)

» 2022年06月27日 08時01分 公開
[今藤弘一ITmedia]
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AniMe Matrix LED ディスプレイでユニークな表現が可能

 本製品の最大の特徴は、右上にあるAniMe Matrix LED ディスプレイだ。312個の白色LEDで文字や画像などのアニメーションを楽しめる。LEDは輝度を調整できるが、最大にしても特に悪目立ちすることはなく、エフェクトを表示可能だ。

 アニメーションの内容はArmoury Crateの設定画面にある「ROG STRIX FLARE II ANIMATE」の項目か、同じく「AniMe Matrix」という項目で設定する。

ROG STRIX FLARE II ANIMATE キーボード右上にあるAniMe Matrix LED ディスプレイ。いろいろなアニメーションを楽しめる。時計表示にすると以外と便利だ
ROG STRIX FLARE II ANIMATE Armoury CrateにはAniMe Matrixを設定するための項目が2つある

 Armoury Crateの「ROG STRIX FLARE II ANIMATE」設定にある「基本エフェクト」では、AniMe Matrixのオン/オフや、デフォルトで用意されている6種類のアニメーションから効果を選べたり、明るさを0〜100まで25%単位で設定したりできる。

 Armoury CrateのAniMe Matrixの項目ではアニメーションの遅延やコントラスト、輝度といった設定に加え、任意のテキストを作成して表示可能だ。ここにある「コンテンツライブラリー」は「コンテンツプラットフォーム」でダウンロードしたコンテンツなどを指定する。設定項目が2つに分かれていて分かりづらいのだが、簡単な設定は基本エフェクトで、より詳しい設定はAniMe Matrixで設定すると考えてよい。

ROG STRIX FLARE II ANIMATE 「AniMe Matrix」画面。AniMe Matrixのオン/オフ、基本的なエフェクトの設定が行える
ROG STRIX FLARE II ANIMATE こちらは「AniMe Matrix」設定画面。コンテンツライブラリーにアップされているアニメーションや文字を流す設定ができる
ROG STRIX FLARE II ANIMATE コンテンツプラットフォームに用意されている「AniMe Matrix」。ダウンロードして設定するが、コンテンツプラットフォームを使うためにはMy ASUSにユーザー登録を行う必要がある

打ち心地のよいゲーミングキーボードを求めているならコレ

 ここまで紹介してきたFLARE II ANIMATEだが、とても気持ちよくタイプできる製品だと感じた。キーストロークも約4mmと深いのでしっかりと打てるし、エルゴノミクスデザインで作られているキーキャップはしっかりと指をリードしてくれ、他のキーにずれるといったこともない。ライティングも美しく、さすがハイクオリティーが確かなROGシリーズの製品だと思った。

 AniMe Matrix LEDについては好みが分かれるが、筆者としてはそれほど違和感なく、キータイピングの際にも邪魔にならなかった。いろいろな表示が出るため、むしろ楽しみすら感じた。AniMe Matrix LEDが不要ならば、FLARE IIを選ぶといいだろう。買って後悔をしないゲーミングキーボードを求めるのであれば、FLARE II ANIMATEは選択肢に入る。

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