小型化に高解像度化にUSB Type-C採用! 生まれ変わった新型Kindle(第11世代)を試す(2/2 ページ)

» 2022年11月17日 12時00分 公開
[山本竜也,ITmedia]
前のページへ 1|2       
※本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ています

専用カバーと1年分の「Amazon Kids+」が付属するキッズモデル

 Kindle(第11世代)には、キッズモデルも1万2980円で用意されている。といっても、ハードウェアとしては通常モデルと同じものだ。専用カバーが付属する他、児童書などの子供向けコンテンツが読み放題となる「Amazon Kids+」を1年間無料で利用できるのが異なる。Kids+の価格は、無料期間終了後は月額480円(プライム会員の場合、一般会員は月額980円)となる。

Amazon Kindle 第11世代 電子ペーパー E-Ink 通常のKindleにカバーを付けた状態(左)とKidsモデル(右)。Kidsモデルには専用カバーが付属する。この専用カバーは3タイプから選択できる(写真はサブマリンカバー)

 久しぶりにKindleを使ってみた印象だが、読書体験としては申し分ない。タッチパネルの操作も思っていたより軽快だ。マンガのページ遷移も、以前使っていた端末(第7世代Kindle)では、ページが書き変わるのに一呼吸必要だった気がするが、第11世代はそんなことはなくサクサクと切り替わっていく。

 なおセットアップは、スマホのKindleアプリを使った簡単導入にも対応している。

 ただ、Kindleを万人におすすめできるかというと、そういうわけでもない。正直なところ、これまでスマートフォンやタブレットで電子書籍を利用していて、画面が小さくて見づらいなどの理由がないのであれば、そのままスマートフォンやタブレットを利用することをおすすめする。

気になる部分はあるが電子書籍端末としては魅力

 Kindleの不満点は、ホーム画面での反応の悪さだ。書籍を開いて読み始めてしまえば気にならないのだが、ホーム画面では表示やスクロールに時間がかかり、ストレスがたまる。とはいえ、これは登録している書籍数にもよるかもしれない。この部分が気になるなら、上位モデルのKindle Paperwhiteなどを検討した方がいいだろう。

 また、E-InkのKindleを使ってみると、ホームやライブラリーでの、表紙の印象というのは意外に大事だと痛感する。スマートフォンなどでカラーの表紙を見るのに慣れていると、Kindleのモノクロ画面では作品の判別ができないこともあるのに驚いた。

Amazon Kindle 第11世代 電子ペーパー E-Ink ホーム画面の操作性の悪さ、コンテンツ次第だが視認性の低さを許容できるかどうかで評価が変わりそうな端末だ

 こういった点を除けば、スマートフォンより画面が広く、バッテリー持ちも良好だ。小型軽量で持ち運び安いKindleは、どこでも電子書籍を読みたいという人にはピッタリの端末と言えるだろう。

 お風呂でも読みたいという場合には、防水機能を備えたKindle Paperwhiteの方が向いているが、とりあえずKindleを試したいとい人ならKindle(第11世代)がおすすめだ。

前のページへ 1|2       

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2026年09月25日 更新
  1. 新型「Mac mini」「Mac Studio」徹底レビュー! ローカルAIはついに“実用域”へ エージェントAIに事務仕事を任せて分かった驚異の進化 (2026年09月22日)
  2. 実売3万9800円でノートPCを3画面化! ソースネクストのデュアル拡張ディスプレイ「DGP-DMD1401」を試す (2026年09月25日)
  3. AndroidとChromeOSが融合した次世代PC「Googlebook」の実機を見てきた ――AI統合で何が変わるのか? (2026年09月25日)
  4. “AIスマホ”としての個性がより鮮明に 望遠カメラ刷新&AI処理が飛躍した「Pixel 11 Pro」 の実力とベンチマーク結果を検証 (2026年09月24日)
  5. なぜ競技用ゲーミングPCは光らない? HPSC久木留所長とマウス軣社長が語るアスリート支援の未来 (2026年09月24日)
  6. ロジクールGの新型マウス「PRO X3 SUPERSTRIKE」や8K対応キーボード「PRO X2 RAPID」を見てきた (2026年09月24日)
  7. QualcommのSnapdragon Xシリーズが「Googlebook」に進出 DellとHPから搭載モデルが登場 (2026年09月24日)
  8. 12インチ「Surface Pro」と13インチ「Surface Laptop」に個人向けの第2世代が登場 Snapdragon X2 Plus搭載でメモリは最大24GBに (2026年09月24日)
  9. フルHD/300Hz駆動で3万円台!? 「GigaCrysta」新モデル&驚きのコンセプト機が並んだアイオーブースを一挙紹介 (2026年09月23日)
  10. 3万円台で充電ケースにディスプレイとAIレコーダー機能を内蔵! Anker「Soundcore Liberty 5 Pro Max」の気になる実力と使い勝手を試す (2026年09月23日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー