Appleは1月23日(現地時間)、iOS/iPadOSの最新版となる「iOS/iPadOS 16.3」、macOSの最新版となる「macOS Ventura 13.2」を公開した。いくつかの不具合対応の他、Apple ID向けにセキュリティキーのサポートを追加、意図しない緊急SOSの発信を防止するための機能などが追加されている。
今回のアップデートでは、CVE番号ベースでiOS/iPadOS 16.3は13件、macOS Ventura 13.2は26件の脆弱(ぜいじゃく)性への対応を行っている。なお、一部については旧バージョンのOSにも影響することから、旧端末向けのセキュリティアップデートとして「iOS 15.7.3」「iPadOS 15.7.3」「macOS Monterey 12.6.3」「macOS Big Sur 11.7.3」も配信されている。
また、iOS 15にもアップデートできない、さらに古いデバイス向けに「iOS 12.5.7」も配信された。悪用報告がある「CVE-2022-42856(「WebKit」が悪意のあるWebコンテンツにアクセスすると、任意のコードを実行してしまう可能性)を解消する修正が行われている。
対象デバイス(iPhone 5s/iPhone 6/iPhone 6 Plus/iPad Air/iPad mini 2/iPad mini 3/第6世代iPod touch)を使っている場合は、速やかなアップデートをおすすめする。なお、同脆弱性は、「iOS 16.1.2」「iOS 15.7.2」で対応されている。
ゲーム配信プラットフォーム「Steam」にて、「基地建設フェス」が開催されている。期間は日本時間で1月31日午前3時までだ。
基地建設フェスとは聞きなれない言葉だが、要するに建築要素のあるゲームが対象となっている割引セールだ。「Fallout 4」「Fallout 76」「ARK: Survival Evolved」「CITIES: SKYLINE」などが最大75%オフとなっている。
高難易度シミュレーションゲームの「IXION」など発売記念セールを除き、初のセール対象となっているタイトルもあるので、気になるものがないかチェックしてみるといいだろう。
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