ノルウェーのOpera Softwareは6月20日(現地時間)、デスクトップブラウザの最新版「Opera One」をリリースした。バージョンとしては100.0.4815.21となり、Stable(安定版)として初めて100番台に到達した。
Opera Oneには新機能が多数含まれているが、大きなものとしてはモジュラー設計と生成AI「Aria」の搭載が挙げられる。
ブラウザのメニューやアイコンは、人によっては使わないものなどがあるが、モジュラー設計になったOpera Oneでは、不要なメニューを自動で隠したり、コンテキストに応じて再表示したりできる。
この仕組みをタブに応用した「タブアイランド」という機能も追加された。要するにタブのグループ化なのだが、コンテキストに応じて自動でタブアイランド(グループ)を形成できるとのこと。多くのタブを開く人にとっては便利な機能となりそうだ。
もう1つのAriaは、Opera独自のComposer AIエンジンをベースとした生成AIだ。OpenAIのGPTに接続し、Webからリアルタイムの結果を取り込める。Opera OneではサイドバーからAriaを利用できる。利用するには無料のOperaアカウントが必要だ。また、Ctrl+/(Windows の場合)あるいはcmd+/(Macの場合)でデスクトップ上からAriaを利用できる。
米Microsoftが、ゲームサブスクリプションサービス「Xbox Game Pass」の価格を値上げする。新価格はXbox Game Pass for Consoleが850円(税込み、以下同)から935円に、Xbox Game Pass Ultimateが1100円から1210円に値上げする。PC Game Passは850円から変更はない。新価格は新規会員は7月7日から、既存会員は8月13日以降の請求から反映予定だ。
この値上げは世界中で実施されるもので、The Vergeによると米国、日本、チリ、ブラジル、コロンビアを除く多くの国ではコンソールゲーム機のXbox Series Xの価格も引き上げられる。英国では449.99ポンド(約8万2000円)から479.99ポンド(約8万7000円)に値上げとなる。
なお、日本のXbox Series Xの価格は、2月に5000円の値上げが実施されていた。
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